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合言葉はSite Seeing

カサ

映画の『マイノリティー・レポート』*1を見たとき、その映画の設定や世界観に衝撃を受けたものだが、一番ショックだったのは
『2050年にもなっても傘は傘なのかよ!』
という事だった。車が垂直に走ったり、網膜センサーで個人を常に何処にいるのか確認しているのに、雨が降ったら傘は傘。もうね、あまりの技術の進化のしてなさにショックを受けたものでした。

人間の発明したもの中で、形状としての進化を遂げてないといわれる物は他にもいくつかある。『眼鏡』はコンタクトに、『ワイパー』は雨避けワックスなどと別な代替手段が発生してはいるが、取って代わるほどまでには至っていない。傘もその1つだ。

ハリウッドで映画を作るような頭のよい人達が寄って集ってイメージを膨らませて作り上げた作品の中に登場する未来像としての雨避けの為の道具はやっぱり『傘』。つまり、私なんかが無い知恵絞ったところで、コレを超えるような商品というものはそう簡単には作り出せないということなんだろう。


人間が雨の降らない生活環境を作り上げるのが先か、傘の代替製品が登場するのが先か。それはそれでちょっと楽しみではある。たぶん、私が生きている間の話ではないかもしれないけれど。*2

*1:そういえば、コレについての記事を書いたことが無いのかも。

*2:ドラえもんでは『水よけロープ』で雨を避けるとかやってた気がしますが。海だけだったかな?