アンパンマン。

姪っ子が来ていたもんだから、遊んでいる時と、昼寝をするとき以外はＴＶでアニメが流れていたりする。その殆どは催促されての事だが、泣き出したりした時に「ほらほら、アンパンマン始まるよ〜」と突然ビデオを流したりする訳で、この連休中に今はもう頭の中でグルグルとアンパンマンのテーマが流れていて困っている。

「”愛と勇気だけが友達”なんて寂しい奴だよな〜」ってのはもう言い古されたネタで今更書いても仕方がないんだろうと思うが、それは兎も角として今の自分の立場でちょっとチクリと来たフレーズがあった。

「何が君の幸せ？何をして喜ぶ？
　判らないまま終わる。そんなのは、イヤだ。」

子供がこの歌を口ずさみながら「自分の幸せ」について深く考えたり悩んだりしているとは思えないが、自分にとっての幸せって何だろう、って本気で自分は考えてしまった。

子供の頃に感じていた幸せと、今感じる幸せは間違いなく違う。今の幸せ、未来の幸せ。自分にとっての幸せ。誰かにとっての幸せ。幸せは一人で感じる物じゃない。

「そうだ、うれしいんだ　生きる、よろこび。
　たとえ、胸の傷がいたんでも。」

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