みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

今日も夢を見た。

途中までは悪夢だった。

私はマフィアの下っ端、構成員という役柄だった。ありがち。
そして、マフィアのボスの娘と恋に落ちるというストーリー。さらにありがち。

設定がマフィアになったのは「インファナル・アフィア」の続編の予告映像をTVで見たからだと思う。ボスの娘と恋に落ちるというのは、WOWOWで放送していた演劇「クラウディア」を意識していたんだ、と思う。実は見ていないんだけど、そういう感じだった。

恋に落ちた後は、定番の「2人で逃げよう」な展開にもちろんなる訳で、そうなるとお決まりでマフィアに二人は追われることになる。そして、最後に2人がたどり着いたところには、既にマフィアの追っ手がたくさん待ち受けており、2人はあえなく引き裂かれ、ヒロインはボスの元へ、娘に手を出した下っ端(私)は屈強な男どもに連れられて誰からも忘れ去られた工事現場の奥の方に消えていくのでした・・・。


とまー、この辺りは細かく説明するより、勝手に想像してもらった方がきっと面白いんじゃないかと思うぐらいありがちな展開に、目覚めたとき自分でも呆れてしまった。

しかし、もっと呆れたのがこの後の展開。

むろん、ボスの娘に手を出したとしたら、それはマフィアの掟。 "消される" 所ですね。普通は。私もあぁ、俺の人生ってこんなもんなのかな、と思って覚悟を決めるわけです。ご丁寧に、私より下っ端の若い奴に "買ったばかりの" 携帯電話とメガネをさりげなく渡してみたりして。壊れないように(笑)

そして、その場所までたどり着いたところでハプニングが勃発。もともとマフィアの中にも派閥というものがあったようで、突然私のことはほったらかしで抗争が始まってしまうのです。うらーっ、てめーら打ち殺してやる!的に。

ぼーぜんとする私。適当に次々と倒されていく(私を消すべく集まったであろう)構成員。残ったのは、私を含めて数人の下っ端だけだった・・・と。


この辺りで目が覚めたんですが、なんてご都合主義的な夢なんだろうと起きた後、夢の中の自分と同様、しばらく呆然としてしまったのでした。


そういえば、逃げるシーンがメインでロマンチックな部分はなかったな。ちっ。