コンビニにおける肉まん在庫バランスへの疑問
この時期。何かにつけて寒いと感じる日が多くなった。
当然、こういう時期に上がってくるであろうホットワードというか食べ物は「おでん」と「肉まん」だ。
まぁ、最近は夏でもおでんがあることは珍しくなくなったけど。
で、今日の話題は「肉まん」の方。いや、別に「肉まん」意外にも味は毎年のように新作が出るのだから、それ一つと云うワケではないが、全部書いても限がないので「肉まん」とだけ書く。
で、「肉まん」。自宅で作る以外では、ほとんどの人が買う場所としてあげるのは「コンビニ」だろうと思う。むしろ、コンビニの主力商品といってもいいと思っている。別に経営者じゃないから売り上げのうちの占める割合は知らないけど。
で。肉まん。
ほとんどの場合、「買おうと思った時には蒸かし器の中は空」という事が非常に多い。欲しい時に買えないことが結構ある。
何十年も取り扱っているコンビニとしては、機会損失の意味でもこの辺りはかなり研究していると思うんだけど、正直言って5年前、10年前より「買いたいときに買えない」と思う比率は上がったような気がする。まぁ、それは個人の感覚的なものだから根拠はないけど。
聞くところによると、そもそも冷凍食品として配達され、店舗の裏(事務所)で事前に温めたり、電子レンジなども使って需要にこたえる努力をしていると聞く。味の種類も増えて購買層の多様化で一度に準備できる数も多く出来ないという理由もあるんだろう。
でも。でも。
この辺りのバランスは何年たっても改善していないな~という気がしている。
肉まん自体がおでんと違って温めすぎる(時間的な意味で)と品質が下がるなどの問題もあるだろうし、バランスが難しい事は百も承知。深夜はともかく、朝とか夜の「今食べたい」の時間帯に無い事が非常に多い。
当然、その時間帯の需要は多いだろうから単に私が買おうと思ったときに既に売り切れているという可能性も高いけど、この辺りはもっと市場研究して攻めてもいいのよ?と、思っていたりする。
味の種類を増やす事よりも。一時的な目新しさだけで売り切るのではなく、恒常的に買えるという事での安心、満足感は大事だと思うから。