リセットゲーの意味と価値
昨日の話。
電車の中で私より年齢が上と思われる男性が、電車の中で3DSで遊んでいた。
まぁ、機種については正直どうでもいい。何で遊んでいたのかも良く判らなかったし。
だけど、よく見ているとほとんどの時間をボーッとしていて、時々操作したかと思うとまたボーッとしているという事をほぼ同じタイミングで繰り返していた。
しばらくして気がついた。
「あ、リセットしてるのか。」
と。
タイトルが分からないのでその先の目的は判らないとしても、とにかくロードとリセットを繰り返しているという事は間違いなかった。たぶん、何かランダムな要素が出るのを待っていたんだろうと思う。
判る。そういうゲーム、結構あるよね。
確かに、携帯ゲーム機だと場所を選ばずにその手の操作を繰り返しやるのに(短時間作業という意味では)向いていたりするので、現実問題としてそういうデザインもありだろうとは思う。
でも?でも。
個人的にはその手の作業は苦手なので、基本的にやらない様にしている。理由は簡単で、それはおみくじで大吉が出るまでひき続けるのと同じだからで、大吉じゃないとゲームじゃないと思っていないからだ。というか、大吉じゃないとゲームが成り立たない様なデザインのゲームは「なし」だと思っているから。
最近流行りのソーシャルネットワークゲームの場合、「カード合成」なんていうのもある。折角手に入れたカードを合成して強いものに変えるんだけど、成功率が決まっていて失敗するとカードを失ってしまうという。しかも、サーバ側で処理を行っているため、この手のリセット技は使えない。
そういう意味で、リセット技が出来る事が、ゲーム機で遊ぶ意味のある行為と言えるかもしれない。
ただ、それが価値か?というと気分的には微妙で、それ前提のゲームデザインはちょっと勘弁してもらいたいとも思った。*1
*1:無論、ソーシャルネットワークゲームで「課金すると+10%合成率アップ」みたいなのも信用できないのでどうなの?と思っている。