みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

オンライン文化交流。

ゲームの話をここに書くのはあまりしない方なんだけど、週末の更新がなかったことからも判る通り(?)ずっと、ラグナロクオデッセイであそんでいた。

発売日にはメンテでダウンロードして買えなかった!という事情があったが、翌週末にダウンロードしてからずっと。一時期DAZEで遊んでいたけど、今はみんいつとこればっかり。あ、DAZEはDLCは3つとも買ったよ!まだやってないけど。(忘れそうなんでとりあえず買った)

で、以下はラグオデの話。興味ない人の為に折りたたみ。かなり長文。

関連記事
  • (4/9) ラグオデ雑記。⇒id:kenbot3:20120409:1333955697
  • (3/27) オンライン。⇒id:kenbot3:20120327:1332826128

この土日。

というか、ここの所。オンラインになってからは、ほぼずっとラグオデで遊んでいる。

まぁ、オンライン対応になったのが3月26日だったので、今日で未だ3週間しか経ってないわけだけど。今のところ大きな問題もなく遊べているし、さらに今月中にも次のバージョンアップの予定があるし、たぶんもうしばらくこれで遊んでいると思う。

個人的に一番気になっているのは「アクティブオンラインプレイヤー数」なんだけど、こればかりは個人ではどうやっても調べられないので、いつか公式に発表してくれないかな〜と思っている。が、単なる個人的な趣味としての興味な話。

自分は基本的に「お手伝い募集」となっている部屋での参加が多い。あとは適当に部屋を探して入ったりしているんだけど、ここしばらく遊んでいて思ったことが3つある。ラグオデに関する話ではあるけど、ちょっと違うことも含まれる。

それは、この3つ。

  • 外国人さんの参加者が結構多い
  • 中学生ぐらいの参加者と思われる人が結構いる
  • 名前がそれでいいの?という人がかなりいる

だ。

この3つについて書いてみる。とはいえ、先に自分のプレイスタイルを書いておく。誤解がない様に。

自分のプレイスタイル

この話をする前にハッキリ言っておくと、私は決してうまい方じゃない。オンラインが始まる前に一応クリアできたという程度であって、正直ベテランさんたちにははるかに及ばない。

でも、私の場合は誰かを手伝いたいと思ってはいるので、「お手伝い募集」の部屋に限る話ではないんだけど、殆どの場合は部屋主さんのランクが低い人の所にはいる。逆に、部屋主さんのスキルが高いところというか、「効率重視」にはまず入らない。自分が下手だから、足を引っ張るのが判っているからと言うのが理由であり、これは正直に認めるところではある。

だからといって、「どうだ!俺の攻撃を見ろ!すごいだろう!」というつもりも無いので、その時その時で部屋主さんと同じぐらいの武器を選んで一緒に戦うようにしているし、基本的にお手伝いなので部屋主さんより先にはエリア移動も戦闘開始もしない。武器はもちろん、スキルもお手伝い用にセットしてある。

部屋の参加者は最大4人で、部屋主さんと2人だけで出発するときはさすがにちょっと本気になることもあるけど、4人もいると当然オーバースペックになるので、自分は殆ど戦わないでみていたりする。まぁ、乱戦になったりおこぼれを倒していたり、ボス戦でザコを率先して倒したりとかそういう感じ。回復専用に回ったり。完全に「オトモ」状態。回復笛吹くよ!

なんでそんなプレイしているのか?というと、理由なんて一つである。

「楽しいから」

である。他の人が画面内で、その場にいるという事はとにかく楽しい。

自分が率先して戦ってなくても、基本的には楽しいのである。オンラインってそういうもの。

そして、部屋主さんのランクが上がると、たぶん次にその人が部屋を立てたとしても、自分はその部屋に入らなくなる。そういう意味で、かなり一期一会な遊び方をしている。

どうでもいいけど、みんなといっしょのおかげで、フレンド数が既に100になっているので、新たなフレンドを集めると言う目的でもないし、別に出会いとか求めてるわけではない。そこんとこ、よろしく。

外国人さんの参加者が結構多い

「お手伝い部屋」には人気の部屋と不人気の部屋がある。

嫌われ者とかそういう話ではなく、不人気の理由の一番はたぶん間違いなく「回線」。

リアルタイムなアクションゲームである以上、回線品質はとても重要な要素。

回線の重要性については公式ページにもしっかり書いてあったりするんだけど、あまり知られて無いのかも。

「オンライン対応」回線について
http://ro-vita.jp/info/kaisen.html
ラグナロク オデッセイのオンラインマルチプレイモードについて
  • 本作は、インターネット回線を通じてマッチングをサーバーで行い、以後ルーム管理をサーバー、各プレイヤーとの通信はPeer to Peer(以後、P2Pで行います。
  • 本作のP2Pでの通信は、非常に高速なパケット送受信を行う通信処理となっており、高速に通信を行うことでクエスト中の各プレイヤーとの同期を提供しています。
    • ※ここでの高速というのはデータ通信量(帯域)が大きいのではなく、パケット送受信回数を多くこなすという意味での高速となります。
    • ※酒場内の同期は完全ではございません。
  • オンラインマルチプレイ中は、サーバーとの通信、各プレイヤーとの通信を行いますので、インターネット回線のアクセスポイントまでの通信環境に影響を受ける可能性がございます。

※太字強調は筆者による

そんなワケで、外国人の人が日本国外から参加している部屋は、総じてゲームプレイ中の回線品質が悪いことが多い。それは、相手の回線が悪い、自分のが悪いという話ではなく、相互の距離が遠すぎると言う話。自分が大丈夫だから悪いのは相手!と、決め付けるのはナンセンスな話。相手にとっては自分が悪いという相対的な話でもある。

なので、頻繁にエラーが出たり、接続が切れたりする。そういう意味で、「参加したのにネットワーク回線品質が悪くて部屋からみんな出てしまうので部屋主しかいない部屋」(不人気)になったりする。そして、クエストがなかなか進まないので、ランクが低いままでいたりする。

私自身のプレイスタイルの関係で、結果的にそういう部屋に入ってしまうことが多いという事情もあるんだと思うけど、「外国人のプレイヤーに当たるケースが結構多い」のだ。

ちなみに4/2に「香港・台湾・シンガポール」で発売となったばかりという事情もあるのかも。

ゲームの中とはいえ、何気ない中で普通に国際交流をしていたりする。こういう所も割りとおもしろい。

中学生ぐらいの参加者と思われる人が結構いる

ネットワークというのは、比較的自分の内面が出やすい。

目の前にいるのは自分ではない誰か同じ人であるにも関わらず、姿や形が見えないために、どうしても直接接するのとは違う態度に人はなりやすい。特にゲームの場合は、キャラクターだという事もあり、実感は薄いのかもしれない。

頭では理解していたとしても。私も同じである。

ではあるが、それでも自分を抑えられないという感じの人が結構いる。オンラインでやっていると非常に多いという事が判る。

別に年齢で問題があるゲームでもないので、誰が参加しても特に問題は無いんだけど、プレイの仕方で「あぁ、この人は中学生ぐらいなのかな?」というのが判る人がいる。部屋主の場合もあるし、お手伝いで参加してくる人も同じようにいる。

もちろん、特に画面上で年齢が判るわけではないから、単なるイメージと言うか印象というだけなんだけど、なにやらいろいろと微笑ましい。初々しいと言ってもいい。


一度、こんなことがあった。

クエストのかなり序盤は「練習用クエスト」になっている。基本的な攻撃の仕方を覚えるために、アイテムの配置やモンスターの配置も練習用にちゃんと考えて配置されている。そこからオンラインで遊べると言うのもどうなの?という気がするが。

そんな部屋に入った時の事。部屋主はホントウに初心者だった。

そして、私以外にもう一人入ってきた。その人もかなりのランクになっていて、攻撃力も含めてもうこのクエストレベルでは無敵状態。

部屋主がモンスター一体に手こずっている中、次々と撃破して次の部屋に行く。そこには練習用のアイテムとかも置いてある。そして、見事に部屋主に代わってそのアイテムも回収していた。体力回復アイテムだったり、攻撃用ゲージ回復アイテムだったり。

なので、一応テキストチャットで「そういうクエストだから部屋主に練習させてあげてね」と声を掛けた。

特に返事はなかったが、その後はかなり大人しくなって、あまり積極的には攻撃しなくなった。

その後は部屋主もある程度練習できたと思う。

クエストが終わった時。そのもう一人の人は部屋から出て行った。

きっと、つまらなかったからだろう。

私のことを「なんだこいつ」と思ったかもしれない。自治厨とか指示魔とか思われたかもしれない。


ゲームなんだから「自分が楽しくないと思うところで遊ぶ必要は無い」というのも事実。

ただ、相手があってのオンライン。自分が楽しいからOKではなく、相手も楽しめるように配慮しなければならない。そういう意味で、私はその人に楽しみを与えられなかったが、その人が部屋主ではない以上、部屋主の事情の方を優先させたかったと言う話で。それもエゴと言われれば確かにそうだろう。難しい問題だ。


そういう自分の悩みはあるものの、それはそれとして「オンラインゲームについてはかなり低年齢化が進んでいるな〜という印象」を受けている。

具体的に「中学生」なんて書いたけど、別に小学生でも高校生でも同じ話だけど。いや、もちろん大人でも同じ話。

だとしても、自分の子供の時代とは、明らかに遊びの幅が違うよな〜と思う。世代交流になっているともいえる。そういう点はうらやましい。

名前がそれでいいの?という人がかなりいる

上に書いた2つ、「国際交流」と「世代交流」という点は、特に今に始まったことでもない。比較的、自分としては納得できる範囲の話。

だが、次に書くこの話題も特に今に始まったことではないんだけど、自分としてはどうにも納得が出来ない面がある。

「キャラクター名が適当すぎる」

という点。

古くはドラクエの時代から、キャラクターの名前は「自分の名前」か「マジメな名前」か「受け狙い」のどれかだった。

自分の名前を入れる人はかなり少ないとはいえ、自分の感覚では「マジメな名前」が結構多いと思っていた。

が、現状は違った。

「受け狙い」と「適当なもの」

ばかりなのだ。

無論、「マジメな名前はオンラインで出すと恥ずかしい」(個人が特定されやすいと言う意味で)などの理由もあるかと思うし、オンラインは専用のキャラで遊ぶという人もかなりいるだろう。

とにかく、多い。

顔文字とか記号を使う人はむしろマシな方。

まともに読めない。というか「ランダム」ともいえるぐらいの人がかなりいる。

確かに、一時的に。ホントウに単発とか短時間プレイなんかの場合は、ワリと適当な名前でも別にいいと思うんだけど、何十時間や何百時間もやるゲームの場合、そんなの名前でホントウにいいの?とか思ったりする。

が、実際に多いんだから不思議だ。


オンラインの各種サービスを使う上で、捨てアカとかはワリと普通だ。たぶん、それと同じ感覚なんだろう。思い付きだけで適当に入れてみて、被らなさそうなら別にいいか!みたいな。

これも時代と言うか、オンラインが浸透してきた一つの文化の形なんだな〜と思ったりした。


わりと、マジメに。