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合言葉はSite Seeing

DPF-WA700

ソニー デジタルフォトフレーム WA700 ホワイト DPF-WA700/W
この週末、諸事情あって実家に帰った。
が、単に帰るだけなのも面白くないので、両親の誕生日のプレゼントとか、一足早いクリスマスだとか、全部ひっくるめてとりあえず最近話題の面白そうなものを?って感じで、持っていってみる事にした。
コレ。
まだ発売されたばかり。
最初に結論を言うと、自分がほぼイメージしていた通りだったし、両親も喜んでいたし、まぁネタとして買って行ったにしては良かったかな!って感じ。
以下、気付いたこととかをメモとして書いておく。

製品の特徴

詳しくは、メーカーのサイトを自分で調べていただくもの*1として、簡単に特徴を書くと以下の5つ(+1)になる。

DPF-WA700製品の特徴
  • Wi-Fi対応により、電源以外はケーブルレスでの設置
  • PCとのデータ連携(ネットワーク、メモリカード、USB接続に対応)
  • メール、Facebook連携による画像データ自動ダウンロード
  • インターネット時刻同期、天気予報機能搭載
  • 自動電源ON/OFFなどの詳細な設定が可能なエコモード搭載
  • インターネットラジオと動画再生が可能(WPF-W700はなし)

ただ、誤解しやすそうな部分でマイナスっぽいところも書いておく。

DPF-WA700製品の出来ないこと
  • バッテリーが無いので、電源が無い場所での設置/移動は出来ない
  • スマートフォンみたいに縦/横に画像の回転/拡大縮小が出来ない (後述)
  • メールの本文は読めない/返信も出来ない
  • メール、Facebookの自動ダウンロードは最新100件まで
  • 自動更新チェック間隔は10分固定。変更不可
  • Wi-Fiおよびメール、Facebookのアカウントはそれぞれ1つだけ
  • 目覚ましアラーム、目覚ましラジオ機能はなし
  • 全面タッチパネルなのにメニュー呼び出しは画面からは不可(背面ボタン)

だ。だが、リビングのテレビ台の中に設置して、一通りの説明を聞いた機械オンチの母親曰く。
『つまり、私は何も触らなければいいんでしょ?掃除のときだけ気をつければ。それなら大丈夫』
という事だったので、そういう意味で比較的わかりやすかったらしい。
これはとても良い事と言えそう。

導入/設置について

もともと実家は、両親が使っていないにもかかわらず、自分が居たときの名残と自分が帰るときに便利だったので、無線LANが普通に引かれていた。目に見えないけど。まぁ、今どきの高速通信対応じゃないけどね。
でも、これがあったおかげで、この機種はとても導入は楽だった。
他のWi-Fi接続機器と同様、SSID他の設定をしたらあっさり接続。
一度設定をしてしまえば、当然次からは勝手につながるので、以降は完全に『Wi-Fi機器』として動作する。というか、無線しかネットワークにつながる方法がない。有線なし。
なお、この週末に買った時点で、ファームウェアのバージョンアップがあったので、Wi-Fiでつながったらとりあえずアプデートする事をオススメ。

設置導入についての注意点は以下の3つ。

  • 電源がある場所でないとダメだが、電源ケーブルは比較的短い
  • 液晶は広角視野ではあるが、斜め上を向いている為、目線より上側に置くと見えづらい
  • 液晶面はタッチパネル式だが、メニューボタンが背面上部にあり、画面から呼び出せないので、ラジオを聴いたりよく画面操作をしたいのなら上部は開けておかないとダメ

である。我が実家の場合はリビングのTV台の中(ガラス扉)に設置した。輝度は十分だし、視線より下なので見やすかった。

スライドショーについて

内蔵メモリがあるので、特にメモリーカードを別途買ったりしなくて良いという意味では、とてもありがたいし、そのメモリに約4000件保存できるそうだ。結構すごいかも。
ただし、『フォルダ管理』などが出来ない。ランダム表示や、フィルタ表示なども出来ない。一覧表を呼び出すにしてもメニューから呼び出さなければならないなど、ちょっと手間があったりする。この点は画像数が多いのに使い勝手がもう少し・・・という感じが否めない。
なお、スライドショーのディフォルト設定値は『7秒』に設定されている。
正直言って、『慌ただしい』。
とはいえ、フィルタリングもかけられない4000枚の画像を順番に表示するのに、ゆっくりしていてはいつまで経っても一周しない。7秒だったとしても、一周するのに約8時間かかるのだ。夜見ないとすると1日で2回のペース。たぶん、計算してそのぐらいに設定したんだろうと思われる。
実家の場合は『1分ぐらいでいいんじゃない』という事になった。
なお、実家の使い方は『メールからの受信のみ』とする事にしたので、最大100件。約1時間40分ほどで一周する計算になっている。それならTVを見ているときに新しい写真にも気付きやすいでしょう?という感じで。
もちろん、スライドショー中に画面をタッチすれば、前後の写真はもちろん、最新の画像に飛べるショートカットがあるので、いつでも最新の画像を見る事が出来ると言う点は安心だったりする。うん。

メニューの呼び出しについて

最初の方にまとめで書いたが、『メニュー』は背面上部にある『メニューボタン』からしか呼び出せない。ラジオなどの切り替えをしたい場合はもちろん、スライドショーと画像一覧を切り替えたい場合なども、メニューからしか変更が出来ないので、なんだかんだいってメニューボタンは使う事になる。
これ、正直ベースで言うと『タッチパネルで呼び出せた方が良くね?』って感じ。画面下部のタッチ(メニューは下部に出るので)で呼び出しとか。判りづらいけどタッチパネルの長押しでもいいけど。
この点についてはちょっと改善して欲しい気がする。
ファームウェアのバージョンアップで対応してくれないだろうか。

画像の回転と拡大縮小について

画像は、全て『リサイズされて保存される』そうで、元のデータのオリジナルサイズは持たない。なので、表示されている画像については以下の事が出来ない。

  • 画像の拡大/縮小が出来ない
  • 画像の回転/反転などが出来ない

である。フォトフレーム自体は『横長』だが、携帯電話などで撮った縦長の画像は、『縦長』で表示される為、左右が真っ黒な状態で表示される。
一方、デジカメを傾けて縦長に撮った場合などは、写真は横向きで表示される。
なので、表示させる画像については(上下を気にするのであれば)送る側が事前にデータを加工しておかなければならない。
なお、Exifの画像の縦横を示す情報に対応しているので、最近の携帯電話やスマートフォンなどの場合は傾きを埋め込んでくれていれば、自動的に回転してくれたりする模様。らくらくホンで縦横の変換が自動で行なわれたのには驚いた。今どきの携帯電話だったんだなぁ。しみじみ。

とはいえ。せっかくタッチパネルなんだから、受信した画像の回転ぐらいはできるといいのに・・・と思いました。拡大はともかくとしても。これもファームウェアのバージョンアップで対応してくれないかしら。

ラジオについて

インターネットラジオについて説明をしたら、『へー。便利だね』と言ってくれたものの、予想通り『でもたぶん聞かないかな』と言っていた。まぁ、そうだろうね。今聞いていないんだから、これから聞くとは思えないし。
それに、普通のラジオと違ってインターネット経由だし電源が無いと動かない機械なので、停電の時は使えないよ!と説明したら、なおさら『なら使わないかも』と言っていた。だろうね。
とはいえ。
スライドショーモードにしながら、ラジオの再生は出来る。いや、ラジオ再生しながら、スライドショーモードに戻れると言った方が正解か。
これはこれで、BGM代わりに使えますよ?という意味では需要はあるかもしれない。
ただし、一度流したラジオを止めるのに、メニューの呼び出しから必要になるのはちょっと面倒。
ラジオ再生中は画面上のどこか、右上とかにラジオの再生/停止ボタンを半透明表示でもしてくれれば便利なのに。

メールについて

この製品の特徴として『メール』からの自動ダウンロード機能がある。
個人的には、これが便利だと思ったので、この機種を選んだりしたワケだが、マジでこれは便利で面白い。
製品のマニュアルには何故か Gmail での設定方法が書いてあったりするので、今回はその説明に従った形で設定したが、Gmail に届いたメールの内、画像ファイルが添付されているものの画像を自動的に取り込んでくれる。
メールの本文は表示されないが、件名(Subject)はタイトルとして表示される。
写真に一言添えて送る事が出来るようになっていて、これはこれでよい感じ。
一度設定してしまえば、あとは『誰かからメールが送られてくる度に、写真が追加される』という感じになるので、各個人の携帯電話宛に送るよりも、家族向けにという意味で時間を気にせずに気軽に送れるような気がする。

メールでフォトフレームのデータを更新できるというのは、かなり判りやすかったらしく、携帯電話のアドレス帳に登録したと説明したら、母親が自分のらくらくホンで写真を撮って、メールを送って、自動的に表示された事を確認し、かなり驚いていた。たぶん、仕組みは良く判ってないけど、それぐらい判りやすかったらしい。

なお、DPF-WA700 と異なり、 DPF-W700 の場合は IMAP に対応していない為、POPでの接続となるようだ。接続方法はもちろん、設定によってはサーバ側にデータが残らない形になってしまうので、注意されたし。

あと、メールサーバはどこのプロバイダだろうが使えるようだが、Webブラウザを機能として持っていないため、フリーメール(Gmailも含む)を使う場合などは、別途パソコンでアカウントの登録が必要になるで注意されたし。

こんな使い方も?

一通り使って、『メール連携便利だなー』と思う中。これが出来るんなら『家族シェアフォトフレーム』が出来るし、そういう使い方は面白そうだな・・・と感じた。
つまり、家族共通のメールアドレスを1つ設置し、離れている家族のそれぞれのフォトフレームにそれを設置すれば、『誰かが送った写真は家族全員のフォトフレームに表示される』という。
個人持ちの携帯電話や、個人用のメールアドレスが普通に、ソーシャルネットワークという意味で個人個人のつながりが意識されていく中、『家族としてのつながり』『家族としてのオープンな部分』を、こういう形で築く事は出来るな〜と感じた。*2
おじいちゃん、おばあちゃんに送るだけでなく、自分の家にも置く事で、相互に同じ写真をリアルタイムに更新が確認出来、絵葉書を送りあう感覚になるな〜と。デジカメで撮った写真を渡す前に、まずは送る事も出来るし。パソコンを使わない点もおじいちゃん・おばあちゃんに優しい、かも。(ただし、設定できるアカウントは1つまでなので、同時に二家族分みたいなことは出来ない)
なお、言うまでも無くデジカメ写真を送れる環境が確保できれば、海外からだろうがリアルタイムに普通に送れると言う意味でも、そういう時代なんだな・・・と、感慨深くなった。

その他

気になった点があったので3点ほどメモ。
その1.自動電源ONをした後、画面が真っ暗になって何も表示されなくなった事が1度あった。原因は不明。とりあえず、再起動で復旧はした。
その2.電源OFFがとても判りづらい。電源ボタンを長押しすると、『電源を切りますか』の確認画面が出て、そこでタッチパネルで「はい」をすると切れる。が、この長押しとかは今どきとはいえ、手間。電源ボタンを押したら、TVと同じく、電源を消していいと思う。
その3.前面に電源ランプなし。その1・2と被るんだけど、画面が真っ暗になったとき(省電力モードなどもかな)、前面に電源が入っている事を示すランプが無い為、画面が付いているのか消えているのか判らない。2、3度いきなりコンセントを抜いて電源を落としてしまった。一応は精密機械なので、あまり良い落とし方とはいえなかった気がするが、ちょっとこれは判りづらい。


そんな、感じ。久しぶりの製品レビュー。

これだけ長文を書いたのも久しぶり・・・かも。

*1:DPF-WA700(SONY):http://www.sony.jp/s-frame/products/DPF-WA700/index.html

*2:Facebookは個人単位なので、こういう使い方は基本的にNGのハズ。