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合言葉はSite Seeing

ファン心理と独占欲。

久しぶりの更新。電車の中でのとある女性二人の会話。
『応援しているインディーズバンドがメジャーデビューしたらイヤとかそういうこと?』
みたいな言葉が突然耳に入った。
なんぞ?
詳しいことは良く判らないが、どうやら質問された側が相談をしているらしい。
まぁ、そもそもバンド名も知らなければ、聞こえたとしても覚える気は無いけど。うん。
で、だ。今回の話は、これに関して。
というか。タイトルの通り。
ファン心理って何だろう。

たぶんそれは「応援する」って気持ち。
応援するって何だろう。
何かの目標に向かっていくことをサポートすること。
モノだったり、心理的なものだったり。
目標って何だろう。
それは、ファンが決めるものではない。
応援される側が決めている目標があり、その目標に共感してファンはこれをサポートするもののハズ。
もし、冒頭の話として、インディーズバンドの目標が、『メジャーデビュー』だとしたら。*1
それを『イヤ』と思う気持ちは、『ファン心理』なのか。
それは違う。それは『独占欲』だ。
それはサポートとは言えない。


サポートとは。

サポート【support】

[名](スル)

  1. 支えること。支持・支援すること。「新入社員の仕事を―する」
  2. 販売した製品の補修や、ソフトウエアのバージョンアップなどのアフターサービスを行うこと。また、その情報を公開するためのシステムや窓口となる部署。ユーザーサポート。「―に問い合わせる」

引用 ⇒ goo辞書 (サポート)

最近、この意味がだいぶ変わってきている気がする。
1つ目と2つ目が混じっているというか、拡大解釈化されているというか。そもそも、サポートとサービスは違うが、これが混在されているというと判りやすいかも知れない。


サポートされる側は、サポートされることがサービスであり、自分の持つ権利、サポートする側の義務の様に感じていたり、サポートする側は、サポートされる側にサービスとしての特権の様なものを強要したり。
本来これは、もっとドライに考えていいハズの話。特に個人間のレベルの話では。

これはいろんなものに当てはまる話。


ファン心理と独占欲。よくある話。

*1:無論、メジャーデビューを目標にしていないんだとしたら、この話は一旦終わるので突っ込み話の方向で。