ネガポジアクション(6)
そもそも足し算じゃないけど。
続き。
想定と結果の組み合わせとしてこんな表を考えてみる。
結果と想定の組み合わせ
良い結果 悪い結果 良い想定 ○ × 悪い想定 ○ △
- 良い想定をしていた場合、結果の落差が激しい。(○⇒×)
- 悪い想定をしていた場合、結果の落差は激しくない。(○⇒△)
自己防衛本能として、ショックを和らげる為に、悪い方の想定をしてしまうことは一つの本能だ。リスク回避とも言える。
というより、良い想定をしていても、悪い想定をしていても、良い結果(○)は同じだということも要因の一つ。
悪い想定をしていた方が、悪い結果を和らげること(×⇒△)が出来、また万が一悪い結果になったとしても、『想定していた』事を評価できる。だから、悪いことを想定するというのは、一つの自己表現の形になっている。その方が良い想定をするよりも簡単だ。
悪い結果を想定して何か準備することは悪くはない。
だが、悪い結果を想定してどちらの結果を出すこともやめてしまうのは、良いこととは言えない。