アキバこ。

『○○さん(私)に、渡したいものがあるんだった！』
と、帰る間際の後輩が、突然思い出したように自席に戻っていった。
なんだ？何事だ？
『中身は食べちゃって恐縮なんですけど、週末にディズニーシーに行ってきたんで、ダッフィーの空き箱です！』
なんで空き箱やねん。
『だって、空き箱とか好きって言ってたじゃないですか』
うん。言ってたし、確かに空き箱は好きだけど。
『ほら、かわいいんですよ。』
うん。かわいいよね。彼女もいるんだよ？ダッフィー。
『知ってます！シェリー・メイちゃんです！』
よく知ってるねぇ。俺は姪っ子に教わったから知ってるだけだけど。あと、足の裏がミッキーなんだよね。
『あ！箱の絵もそうなってますよ！』
おお、ホントだ。確かに。
『ぜひ、何かに使ってください！』
っていうか、空き箱を遠慮も無く渡すってどういうことなのかさっぱり判らないが、とりあえず喜んでもらっておくことにする。
さすがディズニー。つくりはしっかりしているなぁ。