みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

関係。

上司と部下、先輩と後輩という立場の場合、どうしてもそこには『上下関係』が成り立つ。私達はそれを、学生の時代から十数年に渡って経験し、必要な立ち回りなどを覚える。
時に後輩や部下であり、時に先輩や上司であり、と。
学生の時代は、学校を卒業すると同時に上下関係は一旦リセットされ、新しい場所で新たな上下関係が発生する。
これも社会経験という意味で、とても大切な1つの仕組みとして個人的にとても興味深いワケだが、いざ社会人になると、この関係の変化がとても、とても遅いことに気付かされる。

先輩は、5年経っても10年経っても。いつまでもいつまでも先輩であり、後輩も同様に後輩のままである。
であるにも関わらず、上司や部下の関係は時に入れ替わることもあり、単に仕事、特にプロジェクトの中ではリーダーやスタッフという立場、お願いする側される側も頻繁に入れ替わる。会社とは共同体であり、それで機能しているものなのだから。

だから。

『後輩が先輩を。部下が上司を気軽に叱れる関係、一言でも二言でも、文句や意見を言ってもいいという雰囲気や関係が大事』

だ、と感じている。
むしろ、いくらでも突き上げが出来る状態が大事だともう。

ただ、突き上げられなければ動かない自分は『いろんな意味で問題』だとも感じている。そこは自分の悪い所。なかなか直らない、ところ。