音のタイムカプセル。
先日、後輩が突然『そういえば、○○さん(私)の携帯にかけたら、留守番電話に○○さんの声が入ってました！』といわれた。
何？それ。。。あ、そういえばそうだったね。
未だにMovaな私はもう、携帯電話を持ち始めてから１０数年使っている*1が、この間にキャリアを変えたことが一度も無い。ある意味珍しいのかもしれないが。いや、それ以前に留守番電話に自分の声を登録している人って事が既に珍しいか。今どきはいないよね。普通。
しかし、携帯電話を最初に手に入れた時に、うれしくてそういえば『留守番電話に自分の声を登録していた気がする』。いや、していたし、今でもその設定になっているハズ。若気の至りって事で許してもらいたい。誰となく。
ハズ、というのは自分では一度も聞いたことが無いから。
自分の携帯電話に自分が書けることがまず無いから。
１０数年前の自分の声。自分ではない、誰かに向けたメッセージ。
いや、特に深い意味もメッセージ性があるわけでもないが、思いっきり特定ではない誰かを意識した外向きに作った声だった気がする。
っていうか、これはある意味『タイムカプセル』なんじゃないかと思う。
なんか、怖くて自分でその声を確認する気になれない。*2
