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本当は甘くない、リンゴの蜜のお話。

一人暮らしだと、基本的にリンゴは1個食いになるので、まとめて買うと食べる時に晩ご飯との駆け引きというか、食べるための気合が必要になる。
で、結構冷蔵庫とかで放置した挙げ句に熟成したリンゴが誕生しちゃうんだけど、そこで思い出したリンゴの蜜のお話し。
  『リンゴの蜜の部分が甘い』
これは嘘。あの、ハチミツみたいに黄色く透明で美味しそうなリンゴの蜜は実は甘くない。いや、正確に言えば、その時点の『蜜じゃない部分よりも甘くない』、だ。
リンゴを甘くするための養分というか成分(ソルビトール)で、これがリンゴの実のなかで熟されて甘くなる。だが、『もうこれ以上は無理っす』という状態が近くなると、過剰となった分が残ってしまう。それが『リンゴの蜜の正体』。
そういう意味では、完熟に近い(品種によっては完熟前に蜜が出来始めるものもあるので注意)ということで、『甘いリンゴ』であるので、ひとつの目安とするのは間違いじゃないです。実際、美味しそうに見えるし。
そんなワケなので、リンゴを剥いて切って出す時に『あぁ、なんか蜜の部分を捨てるみたいで芯の部分が勿体無い・・・』というのは、とりあえず『まいっか』と割り切って頂いても大丈夫かと。
今日は、そんな話。