みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

良心の範囲。

ここ何年か、季節の変わり目に多い強風を伴う雨が降った後に気になる現象が多々見られるようになったと感じている。それは、『折れた放置傘』だ。主に透明なビニール傘がメインだが。

無残な姿で車道や歩道に置き去りにされる傘は、誰が見ても危ないと思う。いや、そもそも傘だけの話ではなく、街中に放置されるタバコの吸殻、駅のホームや電車の座席下に置き去りにするジュースの空き缶、他人の自転車のカゴに放り込む街中で配っているチラシ類。なんで、そこに捨ててくんだろう的な物の数々。

つまりそれは、見えなくなったら終わりなのだ。自分の手から、視界から離れたらもうそれで終わりなのだ。

『人の良心は視界の範囲』

まで、だ。