イルマーレ、再び。
何年か振りに韓国映画版の方の「イルマーレ」*1を見た。やっぱりラスト以外はとてもいい映画だ。キャラクターの設定も、映像の表現も、心の動きのプロセスも。切なさイッパイのラブロマンス。かなり好き。*2
しかし、やっぱりラストは韓国映画らしくというかなんていうか、ご都合主義的で個人的にはあまりスッキリとしない。設定と展開のシナリオ的な矛盾点についての話が好きな人となら、あーだこーだと小一時間どころか、多分一晩でも語り明かせると思う。
もちろん、ラストは重要だとは思うんだけど、映画に関しては「終わりよければ全て良し!」ってワケじゃなくて、ラストも含めた「アフターストーリーは視聴者側の想像の余地」として楽しむのがいいと勝手に思ってる。いや、むしろその「想像の余地」がある映画の方が楽しい映画と言えるのかもしれない。
そう遠くない内に、ハリウッド版の「イルマーレ」も見てみたいと思う。そして、比較してみたいと思う。何がどう変わったのか、を。