みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

ゲーム会場的車内風景。

昨日の夜。帰りの電車で今更だがふと、『最近の電車は液晶がついていて、CMやニュースが見れて面白いなぁ。』と思った。
と、同時に、ここにゲームのライブカメラを表示するのも楽しそうだなぁ?って思って、ふと4年ほど前に自分が考えていたゲームシステムのことを思い出した。
早速、過去の日記 *1 を探してみたらあったので、掘り起こして転記しておく。

過去のネタの掘り起こしなので、いまいち新鮮味が無いけど。時代も違うし。でもまぁ、自分の日記だし。開き直り。

タイトルは、「乱入型車内ゲーム」だ。

乱入型車内ゲーム(1)

電車の中はハッキリ言って暇だ。だからみんなケータイでメールを書いたり、テトリス等のゲームをしたりする訳だ。しかし、これだけ人が集まり暇している状況はもったいないと思う訳で、新しい形のゲームを考えてみた。名付けるなら『乱入型車内ゲーム』だ。
話が少し逸れるが『ベーゴマ』を思い出して欲しい。知っている人も多いと思うが、あれはかなり乱入型な遊びだ。中央がくぼんだ戦場に回したコマを次々と投げ入れては弾き飛ばされ、残って廻り続けているコマにさらに別のコマを投げ入れて遊ぶものだ。(しばらく続く?)

2004年02月24日(Tue)20時52分

乱入型車内ゲーム(2)

コロシアム型闘技場での乱戦で経験を詰む、キャラクター育成型RPG。ファンタジーでもSFでもいい。普通のネットワークゲームと違うのは『コロシアムの場所』が電車の中だ、という事だ。ベーゴマの台にあたるコロシアムは、電車(1車輌ではなく、連結された全ての車輌)そのもので、戦闘に参加するには電車に乗らなければならない。コロシアムではキャラクター達が常に出たり入ったりしながら乱戦を繰り返している。電車から降りたらコロシアムから退場したことになるのだ。ベーゴマ的乱戦の楽しさがここにはある。(続く)

2004年02月25日(Wed)00時47分

乱入型車内ゲーム(3)

ちょっと考えてみて欲しい。同じ電車に毎日乗る楽しみはあるか?と。
片思いのあの娘に会えるから!とかいう例外を除けばあまり無いと思う。しかし、このゲームなら『朝、7時48分東京行の電車にスゴイ奴が現れる』とかいう事もある。伝説が産まれるかもしれない。
今の携帯ではもちろん作ることは出来ないが、こんなゲームも楽しいんじゃなかろうか。電車にコロシアム用サーバーを置き、乗って来たプレイヤー同士を戦わせる。どこの誰だか判らないが、すぐそば(同じ電車)に居る誰かとの戦い。熱い気がする。(さらに続く)

2004年02月25日(Wed)14時23分

乱入型車内ゲーム(4)

ケータイで犬を飼うゲームもあるが、これに応用しても楽しいかもしれない。電車を『コロシアム』ではなく『公園』とするのだ。
毎日同じ電車に乗る。顔は判らないけど、いつもの仲間が(ゲームを通してだが)そこで待っていて『おはよー』『元気?』なんて挨拶する。あたかも公園で会ったかの様にコミュニケーションが取れたら。ペット同士にも相性があったり、イベントが起きたり。
日本中と繋がっているネットではなく、同じ場所(電車)と時間を、仮想と現実の世界で共有できる。新しいコミュニケーション・ツールとなる、と思う。

2004年02月25日(Wed)18時47分

※ 上記文章は当時のまま引用。

これらの日記を書いた時、まだ「ニンテンドーDS」は無かった。*2 また、「PSP」も無かった。*3 だから、この日記では「通信機能を保有している携帯機」として「携帯電話」での実装を前提にしているが、無線機能を積んでいるゲーム機が主流の今の時代、状況なら、そういうゲームも作れるのかもしれない。

電車内にゲームサーバを立ち上げ、またアンテナを張り巡らせる。ゲーム機を保有している人は、購入済みのソフトでアクセスするか、(機能限定にした上で体験版的に)ダウンロードプレイが出来るような状態にしてあれば、結構な人数が参加してくれるのではないだろうか。

また、そのゲーム内の様子をライブカメラとして、電車内のあの液晶に表示する・・・という事ができそうだ。


電車の中の人達が、ゲームのギャラリーになる。

そんな光景もまた、「ぼくらの未来イメージ」としてはちょっと面白い。・・・かも、知れない。

*1:この日記の空白期間。私の「黒歴史」とも呼ぶ。⇒ [http://d.hatena.ne.jp/kenbot3/20040823/p3:title=はてな登録以前の日記について。]

*2:日本でニンテンドーDSが発売されたのは「2004年12月2日」。

*3:日本でPSPが発売されたのは「2004年12月12日」。