みた、こと。きいた、こと。

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局所的末端冷え性。

ありがたいことに、私は冷え性ではない。だからこの寒い冬でも、部屋がフローリングのままでも基本的に裸足で歩き回っていたりするし、布団を布団乾燥機や湯たんぽなどで暖めなくてもそのまま寝れる。ホットカーペットが欲しいと思うこともあるけども、春になったら片付けるのが面倒なのでトレードオフ的に買っていない。

だが、若い頃は「局所的末端冷え性」(命名、自分) にかかっていた。それは何かというと、なぜか突然、手の指が1本か2本(右手の人差し指や中指が多かったが、左手も他の指もそれなりにあった)突然冷たくなる症状に悩まされていた。もちろん、小学生ぐらいからの話なのでタバコは関係ないし、そもそも未だに吸った事はない。

反対側の手で触ってみたり、その指で体の他の部分を触ると明らかに冷たい。指の根元から先だけが冷たくて、手の甲も他の指も全く普通のままなのだ。痛みは無いが、違和感がある。指先に力も入らなくなり、ペンを持って字を書くことすら出来なくなる事もある。

この状態になってしまうと暖めてみてもあまり効果が無く、結局はしばらく放置して勝手に治るのを待っている感じだった。勉強の途中でなったりすると、全く進まなくなるので、そんな時には「サボってないで早く勉強しなさい!」と親によく怒られたのは忘れられないでいる。不条理を感じながら。

最近はあまりならないが、寒い時期になるとなってなくてもその時の感覚をよく思い出す。

あれは何なんだろうか。何だったんだろうか。理由も原因も未だによく判っていない。