サムゲタン風おかゆ
昨日も鍋にしようかな〜と思ってた。一通り材料を選んでいるうちに、ふと思いついた「なんか、サムゲタンも材料って同じ感じじゃなくね?」って。ってことで、水炊きを諦めてサムゲタンを作ってみようと思った。
結果としていえば、サムゲタンにはならなかったんだけど、それはそれとして選んだ具材とかいろいろ考えると、「これってば、病み上がりとかに食べるのに丁度言いぐらいの比較的健康食じゃなくね?」と思ったので、とりあえず忘れないうちに書いてみる。
【材料】
- 鶏肉 (骨付きならお好きな部位でOK)
- お米
- 大根
- 長ネギ
- ベース調味料
- ニンニク (乾燥でもOK)
- 生姜 (チューブでもOK)
- 日本酒 (料理酒はダメ!絶対!)
- だしの素 (鶏がらだしがベスト)
- その他のお好み (よりサムゲタン風になる)
- シイタケ
- クコの実/ナツメ/松の実
- ゴマ油
- 万能ネギ
以上!
量は基本的にテキトーで。こういうのは、自分の感覚が大事だ!
とはいえ、いつになく並んでいる具材の種類が多くて本気度の高さを感じるが、作り方に関してはかなりシンプルというかアバウトだ。もちろん、最後のお好みの部分は忘れちゃってもいい。それらを入れるとよりそれっぽい!という感じになるだけなので。その場の雰囲気や買い置き具合に応じて変えればいいんじゃないかと思う。
あと、あえて書いていないけれども、食べる時の『味付け調味料』が必要だ。簡単に言えば塩。この料理の場合は下味をいっさい付けないと言うのが特徴になる。そんな所もサムゲタン風だと思えばいい。
【作り方】
- とりあえず米を研ぐ
- 長ネギとか大根は食べやすい大きさに切る
- 鍋に一通りの材料を入れる
- 弱火でとにかくグツグツ火を通す
- 鶏肉に火が通ってほぐれやすくなってたら完成!
- 目安は大体1時間ぐらい。
こんだけ。っていうか、一言で言えば「水炊きおかゆ」だ。あえて言わなくても雑炊やおじやに近い。が、サムゲタンも米が入ってるじゃん!と開き直ってみる。
昨日はなんとなく土鍋で作ればいいんじゃん?という雰囲気だったので100円ショップの小さい土鍋で作っちゃったんだけど、よく考えたらこれ炊飯器でも出来るかもしれない。材料は余っているので今日にでも再チャレンジしてみようかとも思うけど。
- (追記(1/23)
- 自宅の炊飯器でやってみたが、火力が弱かったらしく期待した出来にはならなかった。再考の余地有り。
注意点としてはお米は水分を吸うし、弱火に長時間かけるので水分が結構飛んでいく。水分が減るとおかゆっぽくなくなり、焦げ安くなる。あと、具材も調子に乗って入れ過ぎると、お米が踊らなくなって底で焦げやすくなる。オコゲはおかゆの天敵だ。その辺りを注意すればたぶん失敗はしないと思う。
生姜は体を温めてくれるし、大根は消化を助けてくれるし、長ネギは血行促進、疲労回復に繋がるし、ニンニクで滋養強壮にもなるし。鶏肉は良質淡白ってことだし、美容が気になる方は鶏肉を手羽肉にすればコラーゲンがたっぷりになる。*1
ちなみに昨晩の私の味付けはシンプルに「塩と柚子」だったんだけど、「梅干」とかも普通に合う気がする。そっち方面に走るとサムゲタン風・・・という雰囲気が無くなっちゃうけど、まぁそれも良しかも知れない。っていうか、この辺りはホントに好みでいいと思う。
いくら「お粥っぽい」からといって、鶏肉が入っているので病人に出す時にはちょっと注意してもらいたい。鶏肉をすっかり解してから出すとか、皮とか骨の部分は取り除くとか、その辺りは気を使ってあげると喜ばれるんじゃないかと思う。ゆっくり時間をかけて火を通せば、鳥の骨なんて直ぐにほろほろと肉が剥がれていくし。食べる時の量の調整もしやすいし、健康な人が食べてももちろん美味しいので、ベッドサイドで一緒に食べてあげると元気が出て風邪とかも早く治るんじゃないかと思う。
作るのはとにかく簡単なので、インフルエンザがちょっと怖いこの時期、本格的な風邪を引く前にぜひチャレンジしておいてもらいたい。
アディオス!
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*1:ホンモノのサムゲタンは高麗人参を使うそうですが、ま、生姜がその代わりだと思ってください。つーか、高いし買い置きなんてあるか!