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合言葉はSite Seeing

Wii Fit (感想その2)

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱)
スキーのジャンプ競技で180mを越えた。今から練習を重ねれば、北京オリンピックに出れるかもしれない。(出れません。いろんな意味で)

というワケで、昨日に引き続き「Wii Fit」のレポートを書こうと思う。楽しいことを沢山書くのは今はとにかく後回しにして。今回はちょっと気になったところを書きます。

(ちなみに、またもや長文です)

過去記事

時間の概念(1)

最近のゲームは内蔵時計を持っているので、時間の概念があるのはもはや普通である。Wii Fitも同様で、朝早くに起動すると「早起きですね!」とか、「おはようございます」とか、時間によって挨拶を変えてくる。これは別に問題じゃなくて、むしろ良いことだと思う。だが、システムとして時間管理される場合に融通が利かなくなることもある。
たとえば、私の様に「平日仕事で夜の帰宅が遅くなる」ような不規則な生活をしている人の場合、「毎日の健康管理」は結局自分のペースでやらざるを得ない。にも関わらず、システムとして強制的に決められてしまうとどうしても折角のグラフが途切れ途切れになってしまう。これは(諦めれば済むことなんだが)なんとなくやる気を萎えさせることもある。
これについては次の節でもちょっと続けて書く。

時間の概念 (2)

毎日の健康管理という点では、毎日のデータを毎日登録するのはもちろん正しいことだ。だが、今日した事を、今日に登録できないというのは、やはりそれはそれとして問題がある。
Wii Fit には「運動メモ」という機能がある。Wii Fit 以外で行った運動結果を簡易的に登録しておける機能だ。これはとてもありがたい機能だが、日付の入力はあくまでも「本日の運動メモ」なのである。つまり、家に帰った時点で日付をまたがっていると、「明日の運動メモ」として記録されてしまうのだ。これも、正しい結果を残せないという点で、やる気を萎えさせる。
折角、グラフや表で管理できるのであれば、出来るだけ正確に残したいというのは人間の心情。入力を楽にする事も大事だが、その点も出来るようにして欲しかったと思う。もともと、「運動メモ」はその他の結果に何も影響を与えないんだから。

時間の概念(3)

日をまたがるといえば、トレーニング結果も同じである。今日のトレーニングのつもりで夜中にストレッチとかヨガをやっていると、午前0時をまたがって「翌日の運動」に切り替わってしまう。
これはこれで仕方が無いのかも知れないが、あまりにも画一的でサラリーマンな私には少々辛い。一日30分の運動!と決めていたとしても、日をまたがってしまったが為にデコボコが生まれてしまう。結果として「自分がきちんと毎日30分」と決めて実行すれば良いダケの話しなのだが、記録をとってくれているWii Fitがそんな感じなので、「えぇい!頭の固い、融通の利かない奴め!」という気分になる。

Wiiリモコンとの併用操作

昨日も書いたが、Wii Fitで主に使用するのは「Wii Board」でも、操作はWiiリモコンを使用する。だが、ヨガやストレッチで体を動かす際に Wiiリモコン はとにかくジャマになる。その度にストラップを外したりするのはとにかく面倒である。面倒さに拍車をかけているのは「広い場所で遊ばなければならない」という環境的事情も影響している。つまり、遊ぶ場所のそばに「とりあえず置いておくか的な場所(テーブルなど)がない」のだ。
いや、あってはならないのだ。だから、諦めて Wiiリモコンを持ったまま遊ぶか、その度に数歩歩いて行ったり来たりしなければならない。
Wii Boardに制御用のボタンを作っても良かったんじゃ?という形で話が堂々巡りしそうな問題だ。
ちなみに私は袖なしのフリースを着込むことで対応している。フリースのポケットにWiiリモコンを入れてプレイしている。ストラップはつけていない。この辺りはやってみないと不便さは判らないと思う。Wiiリモコンを持ったままヨガが出来ないとか行っている時点で、私が神経質すぎるのかも知れないけど。

トレーニングコースが欲しい

今までとちょっと議題の方向を変えて書いてみる。Wii Fit をやっていて「足りないな〜」と思ったのが、「トレーニングコース」の概念だ。
具体的には「ヨガやトレーニングのメニューを複数組み合わせたコースモードを用意して欲しかった」という事だ。Wii Fitはヨガのポーズやトレーニングのメニューを1つ1つを自分で選ばなければならない*1
プレイしていると、お薦めセット的なガイドも出るが、やっぱり「ウエスト・シェイプアップコース」や「ムキムキマッスル・コース」なんて形で組み合わせたメニュー化してくれると、一日のプレイ時間も安定して継続しやすいのに・・・と思った。まぁ、私のネーミングセンスはとりあえずおいておいて。
もしくは、セルフカスタマイズが出来ればそれはそれでもいい。一応、利用回数の多いTOP10を表示する「お気に入り」という機能もあるが、10個じゃ足りないし、そもそも勝手に順位が入れ替わるので、プレイ回数がどうしても多くなるゲームが表示の中心になってしまうのもなんだかな?と思う。ダメってワケじゃないけど。

日別トレーニング詳細が欲しい

これは少し我が侭な話かもしれない。個人的な要望だが、運動貯金の詳細画面が欲しいのだ。というか、「昨日は何をトレーニングしていたのか」や「今日は何をトレーニングしていないのか」を表示する機能がほしい。
現在の表示はあくまでも「累計プレイ回数」であるので、「あれ?これって今日やったっけ?」というのがとにかく判りづらいのだ。
満遍なくトレーニングがしたいのに、満遍なく出来ない。もちろん、全てのプレイ回数を同じにする様にすればいいという考えもあるが、鍛えたい場所が人それぞれである以上、興味のない箇所にプレイ時間をかけるのはもったいないと思うわけで。
まぁ、上の段で書いた「コース」が出来れば、ある程度満足する要望かも知れないけど。

TVサイズとの相性問題

これはもう Wii Fit の問題ではないし、任天堂がそう言っているワケでもないんだが、個人的な感覚で言えば Wii Fit は「40インチクラスのTVが置けるご家庭推奨」である。
それ未満のTVでは小さ過ぎて遊ぶのにいろいろと支障がある。もちろん、部屋が広いことが最低条件だ。なにせ、Wii Board の幅があればOKというのではなく、腕立て伏せや腹筋をするんなら「人間が横になれるスペースが必要」という事になる。しかも、TVと垂直方向に。TVの真下でプレイしないくらい離れられる場所で、だ。
もちろん、私の部屋のように6畳間でも遊べないことはない。だが、TVゲームである以上、TVを意識するように設計されている。特にゲームはそうだ。これを、狭い部屋でやるとTVが近すぎてしまうし、TVのサイズが小さすぎると、TVを見下ろす(首を下げた姿勢)となってしまい、正しい姿勢とはいえない状態になる。
だれでも遊べる Wii であり、 Wii Fit も同じ流れを汲むものではあるが、Wii Sports などの他のゲーム以上に「家庭環境での影響は大きい」のである。
小さなアパートに住んでいて、不健康な生活から脱したいから思い切って Wii Fit でも買って努力してみるか?と、前向きな気持ちで買って帰ると、狭い部屋というゲンジツ問題が重くのしかかってくる。

Wii Fit とは、そんなゲームである。後ろ向きに評価すると。


しかし、正直なところとして Wii Fit をやって一番感じることは「作ってた人は間違いなく楽しんでたよな〜」と思える事だ。もちろん、何かを生み出す上での難しさや大変だったことは多々あるんだろう。諦めなくてはならなかったこともあるだろう。逆に、拘りぬいた場所も多々あるんだろう。
その結晶として、一見無駄と思えることも丁寧に作りこんである事は、手にとるように判る。この他にもあと少し、ここもこうやって欲しかった!という部分はもちろんあるが、それでも製品としての完成度はかなり高いと思っている。

Wii Fitについては、また時間があれば書こうと思う。
書くネタは尽きないから。

*1:もしかすると何十時間もプレイすると出てくるのかもしれないが、現時点ではそうだ。