みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

空の高さ。

一年の内、秋の空と冬の夜空が私は好きだ。それはもちろんずっとではなく、時折ふと沸き上がる『あ、この空だ』って感覚的なものだ。
昨日、ミーティングの合間に見上げた空はまさしく秋の空だった。
秋の空を昔から語られる言葉で表すと『高い空』になる。
しかし、実際の雲の大きさを目の前で見たことはないのに何故距離を感じられるのだろう。そもそも雲は大きさも形もまちまちだし、空も延々とつながる形のない物でハッキリ見えない。
今は知識として知っている空の高さの違いを、昔から人は智識として感じ取って来た。
理屈や理論ではない何か、で。