みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

一本箸。

詳細なリサーチをした訳じゃないが、いわゆる「マイ箸」がひそかなブームになっているらしい。

いきなり脱線するが、「ひそかなブーム」って言葉はとても使い勝手がいい。実はブームになっていなくても使えるし、既にそれを知っている人にとってはなんとなく優越感の様な印象を与える。とても便利な言葉だ。

閑話休題。

なんでそんな事を書くかと言えば、立ち寄ったコンビニのレジで「マイ箸」が売っていたからだ。ちなみにコレ。ま、発売自体は4ヶ月ほど前の話なんだけど。

そもそも、コンビニの「マイ箸運動」というのは、かなり前から行われている。特に有名な運動としては2003年から行われている「マイ箸クラブ」(ミニストップ)だ。

別に悪いことじゃないし、それはそれで好きでいいと思っている。

ただ、このナチュラルローソンの「MY−HASHI」に関してはどうしても言いたいことが2つある。

なぜ1膳ではなく1本で売っているのか?
1本で売っちゃいけないという事はないんだけど、違う色の箸を2本で使いたがる人はそうはいないんじゃないか?と思う。いないとはいえないけど。いまいちそういう販売方法の結論に達した経緯がとても気になる。
なぜ洗いにくい箸ケースを使っているのか?
別にこの箸とセットでこの箸ケースを買う必要はないんだろうけど、このタイプの箸ケースは洗うのが困難なんじゃないかと思う。そりゃ、会社や学校で「使用後に直ぐ水屋で洗ってからしまうのがマイ箸オーナーのマナー」という考え方もあるかもしれない。が、しかし。そういう状況になれないケースも当然あるわけで、そういう時にそのまま仕舞ったらケースが汚れちゃって困るんじゃなかろうか。「箸の長さを問わないフリーサイズの箸ケース」という売りはあるんだろうが、そのニーズとトレードオフしても洗えない方が困るような気がします。

勢いで書いてみた。

別に非難しているわけじゃないが、いまいち納得できなかっただけだ。