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THE MANZAI

The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)
なんか、先月のはじめ頃の話。週末に急に本が読みたくなって買ってしまったのがこれ。3巻まで出ている。
基本的に本を買う時は知人からの推薦か、なんとなくの勢いぐらいしか選択基準がない(あまり作者とかで選ばないので)ので、これについてももやっぱりコレといった理由があった訳じゃないんだけど、コレにした。ニホンゴムヅカシイ。
内容はと言えば、

転校した先の学校で、突然漫才の相方を申し込まれ、人と余りかかわらずに静かに過ごしてきた主人公の心情と環境の変化の高校生活物語。

コレ、シリーズモノらしくてたぶん、4巻以降もでるんだと思うんだけど(たぶん)現在の段階ではやや盛り上がりに欠ける内容だった。
正直ベースで言えば面白いんだけど、主人公の男の子の無意味な拒絶ッぷりが2巻目ぐらいからちょっとウザク感じてきて、「あ、まだ引っ張るのか?」と思ったりした。買ったときは完結していると思っていたからかもだけど。そういう点については期待し過ぎてたのかも知れない。
登場人物たちの設定も背景もなかなか良かったりするんで、そういう意味ではだらだらと続く青春ものをライト感覚で読みたいって気分ならちょうどよいかも知れない。
さて、タイトルともなっている肝心の「漫才」の部分についてだが、まぁ「それは、これからかなぁ?」って感じです。