ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 - みた、こと。きいた、こと。

２作目を紹介*1してからかなりの月日が経ってしまったが、このシリーズの３作目である。ストーリーについてはもう説明の必要はないだろう。

感想を端的に述べれば『いい意味で３作目だったな〜』だった。それは２作目の時にも感じたように、１作目では説明不足で無理があった部分が無くなり、２作目より無駄な部分を排除して作られているからだ。

ただ、逆に言えば「シリーズとして見ていなければ理解できないであろう部分」も沢山ある。というより、もう置いてきぼりである。致し方ない部分だろうけど。

個人的にはハーマイオニーが全体を通して出ていた方なので良かったと思う。あと、ハリーがいじめられるシーンも殆ど無いので（ストーリー上もはや無意味だし）その辺りもそれ程イラつかずに見れたのも良かった。

逆に言うならば、今まで出てきた登場人物がそれぞれ希薄な存在となってしまい、それぞれの人物の配置が全体を通して唐突に感じてしまうところが残念かもしれない。