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ツイスター

ツイスター [DVD]
前に見たことはあるんだけど、特に『すげぇお気に入り!』ってワケでもなかったんで今まで紹介していなかったコレですが、TVで放送していたのを録画してもう一度見てみたってことで今日書く作品は『ツイスター』。ケンタッキーの人気メニューとかじゃなくて。ある意味で、そっちの方が人気があるかもしれないけど。自分的に。

正直ベースで話をすれば『面白かった』んですが、たぶん私の『面白かった』は意味が違うかもしれないワケで。冒頭のお父さんが竜巻にさらわれるシーンで『お父さん、「もうだめだ〜!」とか言う前に、一番奥に家族を押し付けるようにす庇えばみんな助かったんじゃなくね?』とか考えちゃう人はそもそも『面白かった』とか言っちゃイケナイのかも知れない。

ストーリーを一切知らない人のために説明しておくと、
『竜巻を追いかける研究者達の熱い戦い。ラブあり。』
って感じの映画。全てにおいてハリウッド的。

いつもは突っ込み所をグダグダと書くんだけど、なんとなく今日はそんな気分にはなれないので、ダラダラと書く。

いろいろな所で笑いの要素を入れてくれているんだけれども、冷静に考えるとそれが本当に面白いのか判らない部分も多い。ハラハラドキドキさせておきながら、やっぱり冷静に考えると「それって茶番」とか思ってしまう所もチラホラ。たとえば、伏線見え見えの「竜巻観測装置は4号まであるのよ!」って言うのは「つまり、3回は失敗するわ!」だと直ぐに判る。そして、その内の2回は普通にやればちゃんと出来そうなのに『もうだめだ〜お前は死ぬ気か〜!』とかヘナチョコ先生が足を引っ張って失敗させる始末。ところが、最後の4回目『神の領域』なF5クラスに突っ込んでいって「ドロシーが飛んだわ!」とか直ぐ近くで抱き合って喜んでいる。そんな場合ですか?そうですか。ラブですよね。大事なのは。

って事で、最後はお約束のラブでちゃんと締めますので、もう好きにしてくださいって気分です。いまは。