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合言葉はSite Seeing

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD]
久しぶりに映画の話題を書こうかと思って、会社の人に借りたコレを見たんだけど、よく考えたら映画じゃなくてTVだった。でもまぁ、見たものは見たってことで書くことにする。

これは「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」から2年後の世界。草薙素子が去った公安9課の物語。

ストーリー的には長編物ではなく1話完結物なので、内容的にはアクションシーンが少な目とか登場人物それぞれの活躍にムラがあるとか、いろいろ物足りなさは感じるものの、扱っているテーマの奥深さは相変わらずで、特に最近話題の『高齢化社会』と『少子化社会』、『児童虐待』なんかをテーマに持ってきている点がちょっと現代社会の歪みを描いているので面白かったりする。

映像的にもイノセンス*1ほどやり過ぎている感じもなくて、変な気持ち悪さも無いし、展開に強引な部分はあるにしろ、予想外と言うほどの無理矢理感もなくて抵抗無く楽しめる。そういう意味ではとても納得感のある続編らしい続編かもしれない。


まぁ、あえて言うならばですが、嬉しい反面なんだかな?と思ったのが「タチコマ」の登場。私なんて 2nd GIG で本気で泣きが入りそうに為ったほど*2のラストシーンを演じたタチコマたちが、「やぁやぁ」って感じで普通に登場しているのはちょっと拍子抜けした。

登場するのがネットワークだけの世界だったらまだ「あぁ、ありかもね」とも思ったが、最後の方は普通にみんなを乗せて第一線で活躍してる。今配属されている「緑タチコマ」の扱いがあまりにも希薄で少し残念だった。

あとまぁ、言うならばトグサが奥さんに仕事の内容をカミングアウトしたらしいけど、本当に大変さが判ってるんだろうかというアバウトさがちょっと「あれーっ?」って感じだった。毎日のように深夜残業している夫に『娘が居ないの直ぐ帰ってきて!』と早朝から電話を掛けてくる。まぁ、それは怒る所じゃなくて、その後で娘が見つかったのに連絡を入れない。あのエレベーターで偶然会わなかったら、どうするつもりだったんだ。タダでさえ責任ある立場であんな身勝手な行動しているんだから問題に発展しそうな状況だったってのに。てのに。


そんな所も含めて、感情移入度って点ではあんまり入り込めなかったかも。この世界に。今まで程は。

でもま、面白かったです。いや、それは本当に。

*1:GHOST IN THE SHELL2/イノセンス:過去記事→id:kenbot3:20050712:p1

*2:というか、本気で泣いた。