需要か供給か。
一般的な話、市場において『需要と供給のどちらが大事か』といったら、当然『バランスが大事』と答えるに決まっているが、『卵が先か鶏が先か』的な話をすれば、この問題に関しては答えは『需要』となると思う。
健全なる市場を考えたときには当然バランスが大事には違いはないが、全ての市場が健全であるとは限らず、特に商品やサービスが登場した直後などの場合には、どうしたって不健全な状態に陥ってしまう。
商品が大量にあふれている状態でも少なすぎる場合でも、『供給側の市場予測に問題があった』と判断され、非難される。だが、本来は『需要側』にも問題がある筈なのだ。
ビジネスとして成り立たないため、本来『需要』がなければ『供給』は発生しない。需要を求める側にも問題があることは意識、自覚しておかなければならない。*1 *2