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デビル

デビル [DVD]
一応、曲がりなりにも「映画日記」とうたっているからには、それなりに(たまには)映画の話題でも書かないとまずいという気になってきた。私の心にはまだ良心というものがあるらしい。

良心がないといえば悪魔。つまり「デビル」。っていう強引な展開で今日紹介するのは「ハリソン・フォード」と「ブラッド・ピット」が出ているちょっと複雑な事情の映画を紹介することにしてみたり。

子供のときに父親を目の前で殺されたブラピは、IRAの工作員として武器を使うことにも人を殺すことにもなんの抵抗もない冷たい心をもった青年に成長していた。今後の政府との戦いを有利にする為に、武器調達を目的としてアメリカに渡った彼だったが、支援者が手配したホームステイ先は正義感の強い現役警察官(ハリソン・フォード)の家だった。まるで息子のように温かく接するハリソンと、亡き父親の様な温かさを感じたブラピの2人の男は、心通うものを感じながらも、譲れないお互いの立場を遂行していくのであった。


うーん、ちょっと最後の方が違うかな〜。まぁ、詳しくは調べるかちゃんと見てねって感じだけど、実はタイトルほど「デビル」してないかもしれない。むしろ、タイトル負けしている感じが否めなくもない。

とはいえ、映画としては割り方面白かった方だと思う。全体的に無駄がないし、伏線もキレイに収まっている。ラストシーンも「まぁ、それしかないだろうな〜」という感じで終わっているし、基本的に男2人の物語なので脇道にあまりそれていない所も無理がなくてスッキリしていた。


でも、あえて苦言を呈するならば*1ハリソン・フォードが勿体無い」とか思った。ブラピはいいんですよ。こういう役柄でも。むしろ合っていた思う。だからといって決してハリソン・フォードの演技がどうとか言っているわけじゃない。いやもうその点に関してはステキですよ?もう、間違いなく。でもね、彼の役柄がなんとなく「絵的に勿体無い」んですよ。大統領までやっちゃうような人なんだもの*2。酔っ払って車を止めてくれ〜なんていうシーンはちょっと悲しくなっちゃったりして。もっとカッコいい人でいて欲しい。

それに比べるとブラピはかわいいっすね。って、男の私が書くと明らかに誤解されそうですが、なんだか武器を調達しに来ているテロリストっていう感じがしない。仲間とじゃれあったりしているシーンもあって、まるで子供の様な一面を見せていたりして。そういう所も含めて彼の自然な感じが結構良かった気がする。


あ、なんかハリソン・フォードの消化不良気味な感じで明日は「6デイズ/7ナイツ」を書きたい気分になってきた。というワケで、無意味な予告。乞うご期待。*3

*1:って、かなり偉そうですが・・・。

*2:とか言いながら前にひどいこと書いてなかったか?:エアフォース・ワン:過去記事→id:kenbot3:20050421:p1

*3:って繋げるときは、大抵ひどいこと書くに決まってるんだ。ほら、「スカートめくり」は好きな娘にする、って言うじゃない(意味不明)