（親の）夫婦喧嘩・その２

今朝、新聞の番組表を見ていたら「火蛍の墓」にチェックが付いていた。あぁ、今年もこの季節がやってきちゃったのね・・・と思って

　「火蛍の墓、予約したんだ？」

と母親に聞くと、自分はしていないという。「あ、俺。まだしてない」と父親が手を挙げた訳だが、ここでまた夫婦喧嘩が始まった。

母「それなら昔、ビデオで録画したじゃない！なんで録るの？！
父「いや、ちょっと見ようと思ってさ。もう内容忘れちゃったし。
母「なんで録るのよ！永久保存版にしたんじゃないの？
父「折角だからいいじゃないか。見たいんだから。
母「見たいからじゃないわよ！そんなのダメに決まってるでしょ！
父「なんでダメなんだよ。いいじゃないか。簡単だし。
母「もう録ってある物をまた録るなんてエネルギーの無駄じゃない。地球に優しくないことはやめてよね！
父「エネルギーのムダって。そういう問題じゃないだろう。
母「同じことよ！考えなくちゃダメでしょう！そもそも貴方は昔から・・・

と、私が会社に行く準備をする間中続いていた訳だが、さてここまで読んで気が付いた人は果たしているだろうか。実は母親は「火蛍の墓が見たくない」だけなのである。泣くから。

それをリビングのテレビで流されてしまうとまた見てしまって自分が泣くのがイヤなダケなのである。それを地球環境を守るという大義名分をかざして止めさせようという母親の理論展開は呆れるを通り越してスゴイとしか言いようが無い。

人のケンカは良く見える。ほんと、バカみたい。*1

*1:ちなみに予約は私がしてきちゃいました。ボタンでピッと。簡単に（笑）