みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

ボウリング・ビンゴ

一昨日だったかな?たぶん「SMAPxSMAP」だと思うんだけど、ボウリングを使ったゲームをやっていた。回転する盤に書かれた数字にボールを投げ入れて、6つの番号が揃うまで競うという(たぶん)ルールだった。カジノのルーレットっぽいセットがちょっと面白かった。

流石にあのセットは誰でも遊べる訳でも、どこででも遊べる訳でもなさそうだ。なにせ場所をとりすぎる。だけど、ボウリングを使って、違うルールでゲーム性を見出すというのは、ちょっと面白そうだな?と思ってみたりした。


そこで考えてみたのが「ボウリング・ビンゴ」だ。ルールを説明する。

ボウリング・ビンゴ【準備編】

  1. 5x5の升目の紙を用意する
  2. 中心は黒く塗りつぶす。ビンゴのお約束。
  3. 四隅に「×」印を描く。ストライクの意味。
  4. 残りの20個の升目に以下の法則で2桁の数字を書く
    1. 上の桁と下の桁を足して10以下になる数字を書く
      • ○ 良い例:91、72、35、10、01
      • × 悪い例:99、74、56、49、38
      • 01〜91までの全63パターンのハズ
    2. 「00」はNG。3桁の数字もNG。
    3. 同じ数字は2回登場させない
    4. 書く順番は特に指定はない

だ。全員分のシートが用意できたら完成。

これをランダムで作ってくれるスクリプトでも組めればいいんだろうけど、とりあえずそういうのはないので適当に書いて楽しもう。当然だが、上の桁が小さい時は下の桁はたくさん種類があるが、上の桁が大きくなると下の桁の選択肢は少なくなる。自分のプレイスタイルを考えて、上の数字を厚くするか下の数字を厚くするかも準備段階での戦略だ。

ボウリング・ビンゴ【ゲーム編】

  1. 1投目で倒したピンの数を上の桁、2投目を下の桁とする。
  2. 該当する数字があれば塗りつぶす。
  3. ストライクが出た場合は、四隅の好きな場所を選べる
  4. 一度出た数字と同じ場合はスキップされる。残念。
  5. 10フレーム目は以下に従う。
    • 1投目がストライクの場合は、別に2,3投目も対象とする。
    • 1〜2投目でスペアの場合は、3投目を上の桁とするが下の桁は0。
    • 2投目もストライクの場合は、上記スペアと同様とする。
  6. 列があと1つまで揃った人は「リーチ!」と叫び、
  7. 列が揃った人は「ビンゴ!」と叫ぶ。勝利!
  8. 点数を聞き逃してもスコア表に載っているから安心。

さて、ここまで書いて一番の問題は「このビンゴは点数の安定しているうまい人ほど不利」という法則があることに気が付く。つまり、毎回ストライクやスペアを出す人は、同じ数字が出てしまう事になる。本来ビンゴは同じ数字が出ないのが特徴なハズなのだが、そこに矛盾が発生してしまう。

だが、そういう人はそもそも「点数が高い」だろうから、本来のボウリングの楽しさがある筈だ。点数が低い人たちがどうやって楽しみ、ゲームとして盛り上げるか?というのが今回の「ボウリング・ビンゴ」の目的である。

さて、1ゲームは10フレームという事を考えると、10個しか数字が登場しない。流石にそれだとチャンスが無くて揃わないことも多いと思うので、2ゲームで勝負したり、2人1組でビンゴを楽しんだりするのが良いかもしれない。

とはいえ、まだ考えただけで実践していないので、今度自分で試してみることにします。

ボウリング大会でワイワイやるのなら、やっぱりうまい人も盛り上がらなくちゃカワイソウだから、「本来の点数による順位」と「ビンゴによる順位」があっても面白いかもしれない。大会では点数で優勝を決め、景品はビンゴで配ったり。このルールならボウリング大会でも結構盛り上がるんじゃないだろうか。1投1投にみんな集中するよね。