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アンダーワールド

アンダーワールド スペシャル・エディション [DVD]
別に西洋文学とかを勉強した訳じゃないので、ヴァンパイアとか狼男とか、実はあんまり詳しくない。前に「ヴァン・ヘルシング*1」を見に行った時も、「へー、ライバルなんだ」と思ったぐらいだった。この映画はそんなライバル関係にある「ヴァンパイア vs 狼男」の戦いを組織的スケールで描いた作品だ。

しかし、ぶっちゃけ見ている間中「今、どっち?」とそれぞれの区別が付いていなかった。この辺りは設定として捉えるベキなのかもしれないが、人間の姿をしている時はヴァンパイアも狼男(ライカン)も真っ黒な衣装(コート)を着ている。しかも、活動は基本的に夜や暗い場所という事なので、どちらがどちらか全然判らない。しかも、組織的戦いなので登場人物も多く、ましてや舞台は「現代」なので、戦いも基本的に銃撃戦だ。ヴァンパイアとライカンの特徴あるなんとなく生々しい西洋の怪物同士の戦いが見られるかと思ったが、そうでもなかった。

ストーリーも結構複雑で、気軽に見るにはちょっと向いていないかもしれない。個人的にはファンタジー色の強い「ヴァン・ヘルシング」の方が好きかも。でも、アクション自体は激しく、とてもスピーディーに展開するので面白いのは否定しない。かなりハデなのでそういうのが見たい気分の時には(どんな時だ?)いいかもしれない。

*1:ヴァン・ヘルシング:過去記事→id:kenbot3:20041021