東名、渋滞、25km。
前日のカヌーでは紅葉はあまり見れなかったので、もう少し山の方に上って「寸又峡*1」という所まで足を伸ばしてみた。ここはだいぶ色付いていて見頃、でした。
本当はその後、ゆっくりご飯を食べたり、温泉に入ろうと『誰か』は計画していたようだが、「明日から仕事なんだよ?家まで何時間かかるか判ってる?」と促したら、機嫌を損ねたらしく、またムッツリ*2と口を利いてくれなくなった。とほほ。
そんな訳で、お昼ごはんも食べずに帰途に着いた訳だが、寸又峡から南下すること1時間半。午後3時過ぎに吉田ICにたどり着いた時点で既に渋滞が始まっていた。この時の表示は「秦野中井ICから10km」。しかし、近づくごとにそのキロ数は、12、15と順調に伸びていき、実際周りを走る車の数も少しづつ増えていっているのを感じた。
別に連休と言う訳ではなかったが、この週末は天気が良かったからだろう。既に名物になっているとはいえ、東名自動車道の渋滞にはほとほと困ったものだ。私達が御殿場に着いた頃にはその距離は25kmにまで伸びていた。
まだ時間が早かったので、この辺りで一般道に下りる事も考えたが、渋滞を避ける遠回りルートを考えると自宅まで150km近くになる。あとさらに3〜4時間はかかる。途中、山道もある。ダメだ。
と言う訳で、仕方なくそのまま渋滞に突っ込むことを覚悟した。鮎沢PAで一旦休憩を取り、この時点で4時半。既に3時間はぶっ通しで走ってきた。ココから先が勝負!だ。
途中、何度もパトカーのサイレンを聞いた。数えた訳ではないが、5箇所以上事故も起きていた。ICを過ぎるたびに、合流でさらに車が増える。「なんで、こんなに混んでいるのにわざわざ入ってくるんだよ!」と、いらぬ苛立ちすら覚える。
やっと渋滞を抜け、家に帰りついたのは8時を回っていた。行程、6時間半。ゆっくりランチだ温泉だ!とやっていたら、スタートは2時間以上遅くなっていたと思う。もちろんそれは「10時に着く」という事ではないと思う。
カヌー・キャンプ道具を片付ける時間も考えたら、やっぱりあの時間に出て正解だと思った。でもきっと、そんなことは判ってくれないんだろうな。とほほ。