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アメリカン・スウィートハート

アメリカン・スウィートハート [DVD]
TVで「シカゴ」を見終わって、別なことをはじめたら続いてコレが始まった。どうやらシカゴの主役の一人、ヴェルマ役だった「キャサリン・ゼタ・ジョーンズ」つながりって事らしい。グウェンという人気女優の役で出ている。なるほど。

結局、私はパソコンで作業をしながらだったので、じっくりと見た訳ではないのだが、簡単に書けば「人気女優グウェンの妹の恋物語」というお話らしい。面白かったか?と聞かれると、チラ見だったのでセリフは字幕で殆ど読んでいないし、見終わるまで主人公が妹のキキ(ジュリア・ロバーツ)だと気が付かなかったので、私の中では微妙に評価できるところの物ではない。でも、ここに書いたのは次にやってても内容はわかったから見なくていいかも、と思ったからだ。見たことにしてしまえ、と。

設定が「女優の妹だが付き人」と「人気俳優」の「身分の違う者の恋物語」という位置付けなので、ある意味王道的なサクセスストーリーという感じがするが、どうにも気になるのが「転機となるキッカケ」を置き方だ。普通は身分の高い者の方が(この場合は人気俳優のエディ(ジョン・キューザック)が事件や事故に巻き込まれ、落ち込む中でその献身的な態度や屈託のない笑顔に魅かれ、いつの間にか恋心を抱いていく・・・という感じなんだが、どうも違う。事件や事故に当たる物はあるものの、「エディーの奥さんである姉、グウェンの浮気」だったりする。夫婦の仲違いで姉の元旦那をGET!なんて、そんな棚から牡丹餅的な幸せでどうする?とか思ったりする。しかも、エディは人気俳優ということだが、やたらと子供っぽい言動や行動をするので、恋心を抱くキキの気持ちが良く判らない。女優の姉グウェンに至っては、高飛車な女優と言う感じで(狙ってはいるんだろうけど)これまた共感できる点が少ない。あははのは。

とか、チラ見のクセに詳細を書いたりしているが、不思議だったのはパソコンで作業をしている私の隣で見ていた人の感想を聞いた時の言葉だった。


『貴方が大喜びで見ていた転校生の映画よりまともだと思うよ?』


・・・。「ニュー・ガイ」面白いのに。
映画の評価は人それぞれです。