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バナナ・ホルダー

突然、『バナナホルダーでも買おうかな〜』などと言い出すので、「そんなの作っちゃえばいいじゃん」と、10分で作った物。そんなに掛かってないかも。
ネットで調べてみると「バナナ・ホルダー」とも「バナナ・ハンガー」とも「バナナ・フック」とも「バナナ・スタンド」ともいろいろ言われているらしい。日本ではあまり馴染みがないが、バナナを吊り下げて保存するための道具だ。
そもそも「バナナの保存方法」としては、「吊るして保存するのが一番」と言われている。バナナ自体がやわらかいものなのにも関わらず、房になっているので自重で下の方のバナナは痛みやすく、また冷蔵庫などで他の物と一緒に保存してもぶつかるなどの衝撃で部分的に痛みやすいからです。
さらにいえば「買って来た直後のバナナは青臭い」という欠点もあります。本来果物という物は完熟してから食べるものなのですが、バナナは完熟してからは日が持たないばかりでなく輸送の衝撃に耐えられないので、もともと青い状態で収穫され輸送中に黄色く熟させる「タイムラグ完熟法(命名:俺)」という方法を取っているからです。
それを完熟状態で食べるには「買って来た後もさらに放置する」というのがベスト。一度やってみるとわかりますが、買ってきてから常温で数日〜1週間ぐらい放置すると台所中が甘いバナナの香りで一杯になりますよ。ホントに同じバナナ?ってぐらいにおいしくなります。
そんな訳で普段からバナナを台所の片隅にゴロンと放置していたんですが、正直邪魔。上記保存に関する問題点もあった訳で『バナナホルダーでも買おうかな〜』という発言に繋がったのです。
でも、買うなんて何となくもったいない。そこでハンガーをパチンパチンとペンチで適当に切り、クイクイッと曲げて出来たのがコレ。「針金ハンガー・バナナホルダー」と勝手に命名。十数本もある房だとちょっと耐えられないと思いますが、4〜6本程度ならノープロブレム。人にプレゼントするにはちょっと・・・ですが、自分の家で使うにはまぁこれで問題ないでしょう。
写真で見たとおりの形ですので、ご自宅の針金ハンガーで早速作ってみてはいかが?切らなくても自立型などは簡単に作れると思います。バナナは吊るすに限る。