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X2

X-MEN 2 [DVD]

サイクリングから帰ったら、丁度良いタイミングでWOWOWで放送されていた。もちろん、昨日の話し。娯楽映画、サイコー!

VFXをこれでもか!と言わんばかりに駆使しているのはもちろんだが、前作よりもその表現力や描写の仕方、タイミングなどはかなり洗練されている。前作は、なんでその展開になるんだよ!的な無理矢理とも取れる能力の使い方をしていたんだけど。

# ま、今回も意味不明な使い方は結構あったけど、ね。

しかし、それもこれも前作「X−MEN」を見ているかどうかに関わってくる。今作では基本的に登場するキャラクターに対する説明は一切ないからだ。いわゆる続き物として考えた場合の作品の中でも、これほど多くのキャラクターが登場する映画は珍しい。普通は主要なキャラは2〜3人、いても5人程度だ。「X−MEN2」に関してはミュータントという特殊な能力を持つキャラクターたちの戦いを描いている、という関係からか前作から引き続いて出てくるキャラクターは10人近くいる。そんなキャラクターたちを一から説明なんてしていられない!というのが正直なところだろう。もし、「X−MEN」の内容を忘れてしまっているのであれば、見直してから見た方が楽しめると思う。

ミュータントには2種類いる。突然変異で誕生したミュータントと、人工的に作り上げられたミュータントだ。前者はともかく、後者はむしろ「サイボーグ」とか「人造人間」に近い。この辺りの設定も次回作以降に大きく関わってくる設定だと思う。主人公であるウルヴァリンの苦悩が見どころか?(かなり勝手な想像)

ちなみに原題は「X2」らしい。ターミネーターも2作目は「T2」だった。
「X2」の敵方に「最強の女性戦士」がいたことが面白い。ある意味「T3」っぽかったことを考えると、たぶん意識してこの名前をつけたような気がする。「X3」では液体ミュータントとか出てくるかもしれない・・・。(それは無いか)

参考:X-MEN2