みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

きさらぎ。

むきやうさみふ はなかしし。
昔日本で使われていた各月の呼び名。2月は「如月」。今ではこの呼び名を普段の会話で使う人はまず、そうはいない。使われるとすれば人の名前に時々登場する程度かもしれない。

「如月」はもともと「衣更着」と呼ばれていたらしい。読んで字のごとく、「衣を更に着る」だ。つまりは、"一年で一番寒い月" ということなんだろう。きっと。

このところ、本当に寒い。
特に夜、日が沈んでから朝を迎えるまでは極端に寒い。昔の人も同じことを考えたのだろう。暖房が今ほど発達していなかったから、寒さをしのぐには衣を重ね着して寝ていたのかもしれない。

衣更着。
ただ、「2月は寒い」というより、こういう言葉から寒さを実感するのもいいかもしれない。