かぎっこ。

昔、「かぎっこ」と呼ばれる子供達がいた。私もその一人だったが、両親共働きで家のカギを持ちあるいている子供のことだ。なくさない様にするためカギを首から下げている子が多かった。

当時はカギだけではなく手袋や定期券など、大切なものは首から下げていた。たしかになくしにくいし、合理的な手段だと思う。しかし首から物を下げるという行為は結構恥ずかしいものがあった。 "かぎっこ" という呼び名はどちらかといえば家庭の裕福度をあらわす、差別的用語だったからだと思う。

いま、「ネックピースストラップ」が巷で流行っている。小学生なんかは首から定期券を下げている。ゲームボーイなんかもぶら下げてたりするな。若い世代は携帯電話やお財布なんかも首から下げている。そういえばペットボトルなんかもぶら下げてるし、スキー場なんかでも首からパスポート(兼お財布？)を下げているな。

首から下げる時計（懐中時計）みたいなのとか、首から下げるウォークマン（MP3系がいいかな？）とか、そういうのが出てくるのも時間の問題かな？いや、もうでてるのかな？やっている人いるのかな？

時代が変わったって事なのかもしれないが、首から物を下げていることがおしゃれな時代になったのだ。機能的だと思うので結構いいことだと思っている。

# ネックピースストラップを見るたびにいい時代になったなぁ・・・って思うんだよなぁ（謎）