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差額分後払い型定期券『アトカ』

なんだか、運輸省が時差通勤を推進するために「時差定期券」を実施しようとしているらしい。20001年度から。なんだかなぁ。

これってば極端に説明するならば「指定時間帯以外は乗車拒否」ということだ。携帯電話で言うところの「ドニ○チョ」みたいなものね。差額を払えば乗れるらしいが、その分を毎回会社に「交通費請求」するのめんどくさいと思う。通学定期に関しては未定らしいが、個人的にはめんどくさいので両手を挙げて賛成はできない。

そもそも、差額を払うのに自動精算機を使わなくちゃいけないそうだが、すんなり自動精算機を使えたためしがない。ほとんどの場合5分から10分程度待たされる。ついでにいえば今の区間外から入る場合に定期券を使って切符を買うのもかなり面倒だ。急いでいるときに切符をわざわざ買わなくちゃ行けないのはばかばかしいだけだ。

アイデアとしては面白いと思う。
たしかにもう電車の本数を増やしたり、路線を増やしたりするのは限界に近い。これ以上、満員電車の乗車率を緩和するには人を減らすほうがいいに決まってる。昔からオフピークを合言葉にがんばってたとおもうし。

もし、この制度が導入されるなら「後払い型定期券」を提案したい。定期券のメリットは「先払いすることで割り引く」ということだと思う。これはOKだ。当然だと思う。しかし、いちいち精算機に並ぶのはめんどくさいので、差額分を後払いできる定期券にして欲しいということだ。ついでに区間外から乗り降りしたときも自動的に後払いで精算して欲しい。

運賃先払いの「プリペイド型」にこだわってオレンジカードやIOカードを出してきたが、それにこだわるのはやめてみたらどうだろう。この「差額分後払い型定期券」ならばIOカードも兼用になるから、なにも考えず出入りできるし、出るときの精算も不要だ。
請求はクレジットカードベースで月一でもかまわないと思うし。

もちろん、購入するときにそれなりの身分証明が必要となるだろうが、そんなことは利便さに比べればたいした問題ではない。落としたときとか悪用される恐れがあるとは思うが、それも結局解決できる問題じゃないかと思う。

どうかなぁ。