エレベータの代わりに (その１)

朝、いつもより早め会社に着く。周りにだれもいなく、一人でエレベータにのる。エレベータを独占した気分だ。目的階まで一気に！！！ところが途中で止まる。一人乗ってくる。彼は次の階のボタンを押す。がくっ。次の階で止まってそこでも人が乗ってくる。また次の階を押す。がくがくっ。せっかくの気分がだいなしだ。(そんな大袈裟な)

そんなことはないだろうか。うん。
エレベータは一つの箱が上に下に行ったり来たりするのでかなり待ち時間が発生する。途中の階の人なんて昼休みとかにはいつまでも乗れないなんてこともある。電車や道路で言うところの「単線」だ。これは非効率と呼べないだろうか。一番、効率の良いのは「環状線」だ。山手線などは内回りと外回りを２つ用意することで、相当な効率化を図っている。

そこで、環状線なエレベータを考えるのが得策だと思う。（また、無茶いってるよ）スキー場で言うところのリフト、ゴンドラみたいなものだ。ただあちらは始点と終点が決まっているから出来るようなものだ。何処からでも乗ってきて何処の階へでも降りられる。そんな夢みたいなエレベータは作れないだろうか。

そんなアイデアを考えてみた。（以下次号）