みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

随想

年前の自分。

時々、5年前の自分、10年前の自分を思い出す時がある。それは中学や高校などの具体的な年齢ではなく、今の自分の5年前、10年前を。 日々、その時々でいろんな事に振り回されながら目的なく生きているので、5年後の自分や10年後の自分は想像できない…

ルール。

子供は、遊びの世界で『マイルール』を作る。『見えない玄関はノックしなければならない』し、『横断歩道は白線しか踏んではいけない』。 唐突な極論だが、ルールを作り出すと言う行動は子供的なモノと言えるんじゃ無かろうか。作り出すと言うか、ルールで自…

一日の人生。

人生を80年と考える。その上で、人の一生を1日に例えてみる。 私たちは午前0時に生まれ、次の日の午前0時にこの世を去る、と。小学校への入学、6歳は午前1時48分。 高校の卒業、18歳は午前5時24分。まだ夜明け前、だ。28歳は8時半頃。出勤…

オープンマインド。

最近、自分から積極的にカレラと連絡をとっていないし会っていないが、カレラから『オープンマインド(OPEN MIND)』って事を少し学んだ気がする。それは『開放的』とか『心を開く』という解釈とは少し違う。 もちろん『自分が素直になる事』だが、自分の我儘…

回り道の花。

『人生とは』 誰もが思い、いつまでも悩み続ける問題だ。 『幸せとは』 誰もが願い、その為に苦しみ続ける問題だ。 昔から、人は人生を道に例える。途中で立ち止まったり、いずれかの道を選びながら、終着点である幸せを目指す。時には進む道に迷ったりしな…

シンプルであるが故に。

『新人はポケベルは使ったことない世代』 だと分かった。その話の中で『昔のポケベルは数字しか出なかった。"渋谷に来い"は"428251"とか』って例を出したら『感情が無くて無愛想ですね』と言われた。 なるほど。今はキャラメールだのデコメールだの感情表現…

世代の価値観。

電車の中、中学生くらいの女の子達が何だかワイワイ騒いでいた。どうやら『ギザ10』を持っていた子がいて、それを知らなかった子に見せていたのだ。 ギザ10。私にとってはある意味で特別な存在(と、大げさに言う程でも無いけど)だが、それを知らない、理…

情熱の愛。

人生という期間では、様々な事情で異なるが、単位時間として考えた場合、『時間は全ての人に同じく与えられるもの』だ。 その時間は自分の好きに使っていいワケだが、これを『誰の為に使うか』がとても重要な事であり、大げさに言い換えるならばこれこそが『…

便利な世の中の勘違い。

会社のイントラにはアドレス帳がある。ちゃんとメールツールの設定をすれば、メールを作成する時に苗字を書けば勝手に検索してアドレスを保管してくれる。とても便利な機能である。 昨日、私宛に「クレーム」のメールが来た。タイトルに「至急!」とか書いて…

交代制。

私たちは便利を求めていく。平日、休日、昼間、夜間。いつでも、どこからでも同じ品質のサービスを得られる事を求めている。 サービスを提供するには人が必要になる。合理化が進み、コンピュータが担う部分も増えたが、代わりにコンピュータの面倒を見る人が…

見る世界。

一日、また一日と様々な経験や情報を得ながら人は成長していく。 でも、だからといって大人になれば世界の全てが見渡せる程に成長出来るワケではない。世界はそれほど狭いものではなく、また自分の世界ですら全てを見渡せるとは限らないのだから。いや、成長…

自分が幸せなら。

自分が幸せと感じているなら、自分のそれ以上の幸せを、誰かに求めてはいけない。求めて得られたものは、相手の存在を認めずに奪っただけのものであり、勘違いの幸せだ。 自分が不幸と感じているなら、自分の不幸の原因は何か考えるべきだ。その原因が『他の…

モノ。

GW中に部屋を見渡してみて、引越して以降に増えたものを考えてみた。最初の頃にバタバタと買った他は、新しいものをあまり買っていないことに気付いた。 何でだろうと思った。 10代の頃、少ないお小遣いで買ったものは宝物だった。細々としたそれらの物…

ザンギョウカイゼンノススメ。

私ではないが、隣の人に上司からこんなメールが来てたらしい。 残業時間を減らすため、未読メールは家に帰ってから処理してください。 なんか、本末転倒な事を言っている気がする。おかしい。明らかにおかしい。

出口封鎖。

もう一つ。普段作業している部屋には3つの出入口がある。いやあったと言うべきか。 『セキュリティーの為、1ヶ所以外は使用禁止』となった。トイレに行くにも、飲食禁止のこの部屋から休憩する為に出るにも、一番遠いドアを使わなければならない、壁を一周…

テールゲート

会社のセキュリティー強化の為、最近「テールゲート」が規制強化された。 一人が入った後に続けて入る行為だ。電車の自動改札でもよく問題になったし、最近ではマンションのオートロックを通過する人がいるということでも話題になっている。 間違ってはいな…

ばかばかばか。

自分のことを無性に『バカ!』と言いたくなる時がある。『バカ』だけじゃない。『クソ』とか『シネ』とか『コロス』とか。思い付く限りの自虐的な言葉が繰り返し繰り返し。 それは何かに失敗した日。フォローの仕方が判らない時。 こうなると、そう簡単には…

楽しみとツラサは。

『自分好みに部屋をデザインする』 一見楽しそうだが、私の場合はもともとそのデザインに対する強いイメージが無いので、これがまた遅々として進んでいない。想像しているのは楽しいが、いざ買うとなると尻込みしてしまう。 やはりこういう事は1人ではなく…

不安と心配。

昨日の一件以来、頭の中で『今頃、家が火事になってたらどうしよう』とか考えちゃって仕方がない。この時間まで管理会社から連絡がないので、たぶん大丈夫だと思うけど。 人の心の中で、一番長引く感情は『不安』なのではないだろうか。 人間の基本的な4つ…

需要か供給か。

一般的な話、市場において『需要と供給のどちらが大事か』といったら、当然『バランスが大事』と答えるに決まっているが、『卵が先か鶏が先か』的な話をすれば、この問題に関しては答えは『需要』となると思う。健全なる市場を考えたときには当然バランスが…

合理化の波は。

今や、深夜営業、24時間営業なスーパーは珍しくない。だから一人暮らしでも会社帰りに買い出しをすることも出来るし、生活に困る程でもない。現代社会は斯くも便利になった。 だが、閉店間際のスーパーにスーツ姿の男性を見かける事も少なくない。一人暮らし…

アンケートハガキ

昨日、TV台を運んでくれた配達業者さんはとても親切だった。やたらとデカくて重いTV台を玄関まで運んでくれただけでなく、そのまま『お部屋まで運びますよ』と言ってくれた。私としては玄関(というか食堂というか)で組み立てる予定だったので、『そこ…

小人

以前*1も『ボンバーマンの敵キャラ』だとかいろいろ言われたが、今度のお客さんにはこう言われた。 『何人ぐらい小人が居るんですか?』 と。ワケが分からなくて聞いてみると、『私が作る資料は小人が作っている』と言う事になっているらしい。しかも、小人…

暗闇

先程まで、辺りは真っ暗だと言うのに外の公園で子供たちの楽しそうな声が響いていた。 子供の頃、闇雲に暗闇を恐れた気がするが、あれは何に恐れていたのだろうか。 大人になった今でも暗闇を恐れてはいるが、その恐れとは明らかに別のものだった。 今は同じ…

選んだ道

今朝、会社の近くの美容院で、開店前から店員が『振り袖の着付け練習』をしていた。 そうか。もう、そんな時期か。気付けば今年もあと1ヵ月ちょっと。去年の今頃を少し思い出したりした。 自分がどんなに頑張っても、時間だけは止められない。今の自分は過…

誰が為に

タクシーに乗ってお客さんの所に行った。が、そんなことはどうでも良くて、そこで見たチラシが少しショックだった。いや、こんなことは当然知っていたことなんだが。広告の内容は、いわゆる「ハウスキーパー」の宣伝だった。「部屋の掃除・選択ほど、メンド…

内と外

電車の中で化粧をする人がいる。パンやおにぎりを食べる人がいる。その心は『周りに見られて困る人がいないし、忙しくて家でする時間が無い。』と言う。 現代人はいつから周りを気にしなくなってきたんだろう。なぜ、周りを気にしなくなったんだろう。 携帯…

好きの範囲

私も男である以上、例えば『短いスカートは好き』である。だが、この言葉はあくまでも『趣味』や『嗜好』というよりも単に『Why not?(もちろん)』に近い。 だから『短いスカートを履いている女性が好み』という意味でもなければ、『短いスカートを集めている…

まもるべきもの2

昆虫に恐怖を感じる人がいる。それは結局『昆虫をよく知らないから』だろう。いや『知りたくもない』という感情が『恐怖心』を生み出しているのだろう。人は、よく知らないものに対して恐怖心を感じる。恐怖心は、不条理なほどに相手を拒絶する。恐怖心をな…

まもるべきもの

人は『好奇心』と『恐怖心』を同時に持ち合わせる生きものだ。どちらも大切なものだが、どちらが優先されるかはその時の状況による。 旅に出ているとき、好奇心は恐怖心に勝る。普段ならしないこともするし、無茶な事もする。 逆に普段の生活では恐怖心が勝…